ソミュールのトップ生産者「クロ・ルジャール」や「ギベルトー」と並び、4ツ星を獲得『Arnaud Lambert / アルノー・ランベール』

ロワール随一の歴史的銘醸地「Breze(ブレゼ)」

・標高が高く冷涼な気候で、多様な斜面を持つ ・表土は砂と石が多く、保水性とミネラル分が控えめ
・土壌の 30%以上が砂、石で占められ、下層には高純度のチョーク質石灰岩(トゥフォー) が広がる⇒ワインは「まるで廊下のように真っ直ぐで正確、フィニッシュに向かって伸びる」精緻なスタイル

〇白ワイン:クリスタルのような透明感とシャープな酸、若いうちは緊張感があり、 熟成によって複雑さが増す

◉赤ワイン:非常にピュアで、軽やかさと骨格、エレガンスを兼ね備える

アルノーの父が 1996 年にドメーヌを始めたとき、ノルマンディーの高校に通っていた彼は、卒業後、ブドウ栽培と 醸造を学ぶことを決め、サンテミリオンのモンターニュにあるリセ・ヴィティコールで 2 年間学ぶ。その後、ノルマン ディーの大学で微生物学を学び、ディジョン大学を卒業。

味わい、クオリティ、テロワールの表現の精密さが唯一の目標になったとき、情熱に突き動かされていることに気づくだろう。仕事がすべてになり、唯一の大切なものとな る。私にとって情熱はすぐに芽生え、非常に早い内から 「自分の 」ワインのスタイルを思い描いてきた。ピュアで精密さを備えたワインを。私には指導者を持たず、自分の道を歩んできた。サン・シール・アン・ブール、ブレゼ、モンソローの自らのテロワールで、チームとともに働き、彼らに刺激を与え、励ますことを心掛けている。

アルノーのシュナン・ブランは、ソミュールの石灰質土壌がもたらす美しい酸と塩味を活かし、骨格のある洗練された白ワインに仕上がっています。一方のカベルネ・フランも、滑らかなタンニン、果実の密度と深みを備え、エレガントで余韻の長いスタイルに昇華されている。

そんな彼のワインは、すでに多数の評価誌で高く評価されており、Bettane+Desseauveでは、このエリアのトップ生産者であるクロ・ルジャールやギベルトーと並び、4ツ星を獲得。Wine Advocateは「ソミュールで最も優れた生産者の一人」と称賛し、Vinousでも「今まさに頭角を現しているドメーヌ」と評されるなど、注目を集めている。

熟成：70%ステンレスタンク& 30%コンクリート製またはグラス製の卵型タンクで発酵、9 ヶ月熟成

3 つの区画のブレンド。砂質土壌と沖積土壌の混合で、軽やかさに力強さが加わる。ブレゼのヴィンテージの個性をよく表すキュヴェ。