ラングドックの天才女性醸造家・最新ヴィンテージ入荷!!

エレガンスな南仏ピノ・ノワールのパイオニア

ラングドックの天才女性醸造家「カトリーヌ・ロック」と娘「Alix (アリックス)」が手掛けるワインが同時入荷です(^ ^)

「ドメーヌ・ド・クロヴァロン」はイタリアのアンジェロ・ガヤ、タスマニアのステファノ・ルビアナ、スイスのビオディナミの大御所マリー=テレーズ・シャパーズなどで修行したカトリーヌの娘「Alix (アリックス)」が母から引き継ぎ、さらなる進化を遂げています!!

ドメーヌ・ド・クロヴァロンを創設したカトリーヌ・ロックは隣町のフォジェールのドメーヌ「Mas d’Alezon マス・ダルゾン」に専念しています。

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Domaine de Clovallon /クロヴァンロン

2000 年にビオロジックから完全なビオディナミへと移行し、全てのワインが厳格なデメテールの認証を受けています。栽培では、ブドウ木に過剰な負荷を掛けないようグリーン・ハーヴェストも摘芯も除葉も行いません。そして醸造は野生酵母のみでブドウ以外には何も加えずブドウの力だけで自発的に発酵を行い、亜硫酸も添加せず、無濾過・無清澄で瓶詰めした、可能な限り介入を排したナチュラルワインを造っています。ル・トン・デ・スリーズのすぐ南のベダリューにあるクロヴァロンは標高250~400m の高地にあり、ラングドックでも冷涼なミクロクリマに位置しています。このため、ブルゴーニュ的なフィネスとエレガントさを備えたナチュラルワインを生み出しています。

2020 Pays d’Hérault I.G.P. Pinot Noir les Pomarèdes / Domaine de Clovallon
ペイ・ド・レロー・I.G.P.・ピノ・ノワール・レ・ポマレード / ドメーヌ・ド・クロヴァロン

価格:¥4,180 (税込)

品種:ピノ・ノワール100%

早朝に手摘みで収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗せずに100%全房で発酵。ブドウに付着している野生酵母のみで、円錐形の木製の発酵槽で発酵させる。酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。マセラションはアンフュージョンでソフトに行う。圧搾後、引き続き木製の円錐形のタンクでマロラクティック発酵と熟成。熟成中はバトナージュも澱引きを行わず、無清澄・無濾過で瓶詰め。

レ・ポマレードとは、19世紀のラングドックに存在したロビン・フッドのようなアウトロー(法の保護外の者)的人物で、貴族の富を奪って貧しい人々を助ける義賊となって活躍した。このロビン・フッドの隠れ家が、この区画の中にあり、また、ピノを植樹した当時、ピノ・ノワールはヴァン・ド・ペイの指定品種に認定されていなかった、つまりアウトローであったため、キュヴェと区画の名前が「レ・ポマレード」と命名されました。

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Mas d’Alezon マ・ダルゾン

ラングドックのピノ・ノワールのパイオニアであるドメーヌ・クロヴァロンを独学で牽引してきたカトリーヌ・ロックが、1997 年にクロヴァロンの南隣の村のフォジェールに購入した畑によるドメーヌです。マス・ダルゾンの畑はクロヴァロンよりもさらに標高の高い300~470mの冷涼な場所に位置しています。AOC フォジェールの栽培区域内で最も北に位置し、最も標高の高い場所(470m)であるため、一般的に温暖なラングドックとは対照的に、冷涼な気候の特異なミクロクリマを享受しています。

2021 Faugères Cabretta / Mas d’Alezon
フォジェール・カブレッタ / マ・ダルゾン

価格:¥4,730 (税込)

品種:ルーサンヌ60%、クレレット・デュ・ラングドック30%、グルナッシュ・ブラン及びグルナッシュ・グリ10%

早朝に手摘みして収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。除梗してスキンコンタクトを行う。醸しの期間はグルナッシュ・ブラン及びグルナッシュ・グリが1日、ルーサンヌが2日。クレレット・デュ・ラングドックは3週間。その後、圧搾してフリーランジューズのみを発酵層に移して発酵を行う。発酵はブドウに付着している野生酵母のみで行い、酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤などの醸造添加物は一切付け加えずに醸造。クレレットは卵形のコンクリートの発酵槽で、その他の品種はオーストリアのストッキンジャー製の大樽(新樽は用いない)で発酵を行います。マロ発酵は完全に実施し、熟成後アッサンブラージュして、無清澄・無清澄で瓶詰め。

カブレッタとは古代の人にとって山羊を放牧するような痩せた土地を意味していました。このようなテロワールで栽培されたブドウは地中深く根を伸ばし、自分にとって最適なバランスを見つけていきます。カブレッタとは南仏の方言で山羊を意味します。また、南仏の民族楽器の名称でもあります。このようなことから、ドメーヌではこのワインを味わう人にテロワールの奏でる音楽が伝わってくれるようにとの願いを込めて、カブレッタと命名しました。

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2021 Faugères Le Presbytère / Mas d’Alezon
フォジェール・ル・プレビテール / マ・ダルゾン

価格:¥3,300 (税込)

品種:サンソー60%、リュドナー・ペルト&グルナッシュ30%、カリニャン10%

早朝に手摘みして収穫したブドウを畑と醸造所で各1回ずつ選果。ブドウは除梗した後、品種毎別々に発酵。ステンレスタンク(一部は卵型のセメントタンク)で野生酵母のみで自発的に発酵。醸造中はSO2も含めいかなるものも添加せずに醸造。マセラションは最初の5日間はマセラシオン・カルボニック、その後、アンフュージョンで3~4週間。圧搾後、リュドナー・ペルトとグルナッシュは樽(新樽は用いない)、サンソーは卵型のセメントタンクと樽に移し、カリニャンは引き続きステンレスタンクで、マロラクティック発酵と熟成。熟成後にアッサンブラージュを行って無清澄・無濾過で瓶詰め。

Le Presbytère  ル・プレビテールとはキリスト教の司祭の館のこと。ドメーヌの中に、かっての村の司祭の館があり、現在、その石造りの丸天井の建物の中でマス・ダルゾンのワインを熟成させていることから、キュヴェ名がル・プレビテールと命名されました。