ワインのボトルの重量
海外に住んでいる知人にワイン送ることになり、15キログラム以内でしたらヤマトのクール便が使えると聞いて、だいたい12本送れるだろうとたかをくくっていたのですが、念のため計量してみました。(ちなみに酒類なのでそもそも送れませんでしたw)
そうしたらですね、南アフリカのお気に入りののシャルドネと地中海ブレンドの赤ワインはそれぞれは約1.4kgで、12本送れないことが発覚w(゚ロ゚;
見た目はそれほど重い瓶とは思わなかったのですが、いい瓶を使っているのですね〜
ついでなので他も計量してみました。
ロマネコンティと同じ瓶を使っているとされるドメーヌ・ビゾのボトルは、1.53kg
モリッツのブラウフレンキッシュ・レゼルヴも同じでした。
ボーカステルのシャトーヌフが1.63kg
シン・クア・ノンが1.8kg
そして、最も重かったのは(スティルワインで)
デディエダグノーのジュランソン・セック・レ・ジャルダン・デ・バビロンの2kg(驚)
ざっくりまとめると、
一般的なボルドー型が1.3kg
一般的なブルゴーニュは1.3〜1.4kg
一般的なドイツやオーストリアの細長いボトルが1.25kg
一般的なスパークリングやシャンパーニュは気圧の関係でやや重めで1.55kg
最も軽い瓶は最も重い瓶の半分の重さの1.15kgくらいでした。
(クール便はヤマトが15キログラムまで、佐川が20キログラムまでなので12本送る場合、半分ぐらいヤマトは使えないということになりますね)
瓶はある程度の厚さがないと、温度や湿度の変化にそのままさらされてしまうので、熟成や輸送を考えて高級ワインが重い瓶を使うのはもちろん理解できます。また、重い瓶はマーケティング的にも高級感がでます。ま、でも個人的には購入して5年以内に飲まれるほとんどのワインはそれほど重い瓶にする必要はないと思います。
(話は変わってしまいますが、売り場にワインを並べるたり、箱詰めする都合上、いろんなサイズの瓶があるのはなかなかめんどうです。5本並ぶと思ったのに瓶が太いから4本しか入らない!!このワインだと3本入らないのー!みたいなこともあるので、ある程度統一してほしいと常々思っています)
そういえば、2008年頃、ジャンシスロビンソン女史ととオズクラーク氏が、輸送中の温室効果ガスに影響するという理由から、重いワインボトルを環境に対して無責任、馬鹿げていると批判したことがありましたねー。その頃は元アメリカ合衆国の副大統領のアルゴア氏の「不都合な真実」という映画もあって、当時は世論も地球の温暖化に非常に関心が高かったですよね。
となるとですね、環境に配慮しているワイナリーのボトルはやっぱりエコなのか?とふと思ってアタマイヴィレッジのワインをはかったところ、こちらも非常に軽量なボトルを使っていました。
今回のニュージーランドの試飲販売会は、ワインだけでなく環境に配慮した生活に興味がある方にとっても非常におもしろいものになると思います。
ご都合のつくかたはぜひご参加下さい!
日時 : 5月23日(土)
時間 : 2部制
13:00-15:00 定員15名(ミニセミナー13:30〜)
16:00-18:00 定員15名(ミニセミナー16:30〜)
※ご予約の際に時間帯をご連絡ください。
参加費:1000円 (当日受付の際にお支払いください)
場所:conceptual wine boutique Anyway Grapes 店内
世田谷区経堂2-13-1-B1
電話 : 03-6413-9737
ご予約はお電話、Facebookメッセージ、メール mail@anyway-grapes.jpで承ります。定員に限りがありますので、ご予約後ご都合がつかなくなった場合はお手数ですがご連絡下さい。
《特典》
試飲ワインの御購入は10%オフ
ワイン6本ご購入で送料無料。(ニュージーランドワインを含む)クール代金は別途頂きます。