ワインセラーの種類とワイン管理アプリ

3月の半ばに差し掛かりましたがまだまだ寒い日が続いていますね。
この先1週間の予想最高気温も東京で20度と過ごしやすい季節に入るまでまだ時間がかかりそうです。
でも最近は急に気温が上昇したり油断できないからワインもそろそろ外に保管するのも限界だしセラー買い足そうかなー、倉庫増やそうかなーとか色々考えていました。

 

取り敢えずはセラーを買う方向で決まったのでおさらいまでに。
ワインセラーは大きく分けてデイ・セラー(ワイン・クーラー)とワイン・セラーに分かれます。

 

デイ・セラーはその名の通り短期保存向けのワイン・セラーでデイリー・ワインを保管したり、数年寝かせるワインセラーのエントリー・レンジ。一台保管用セラーを持っている方がデイリー・ワインを保管する為の2台目としても最適です。ワインの保管に適した温度設定が可能で冷蔵庫程乾燥していない事と、ワインセラーに比べて大幅に値段が下がるため手に入れやすいのが利点。最大収納本数も大体6〜26本程とスペースもそこまで取られません。ただし熟成には向いていないのと置いてある部屋の室温の影響を大きく受けるので注意が必要です。冷却方式は省エネ性が高く、冷却性に優れたコンプレッサー式(冷蔵庫と同じ)が主流。
著名なのはフォルスターとドメティック。最近はデンソーなどの日本企業も参入しているみたいですね。

 

一方ワイン・セラーはワインの長期保管を行う為に適した環境を造り出してくれます。お気に入りのワインを長い間守ってくれるワイン愛好家のお友達ですが、ワインが入っていないときは持ち主にワインを購入させようと無言のプレッシャーを掛けるただの悪魔です。
デイ・セラーと違い振動が少ないものが多く、加湿機能、換気機能がついています。その為、地下セラー同様高い人気を誇る長期保管場所です。
ただしデイ・セラーに比べて高額で最大収納本数も36〜280本程とスペースが必要になってくる難点もあります。冷却方式はデイ・セラーと同じくコンプレッサー式が主流ですが他にもペルチェ式、気化吸収式があります。
著名なのはフォルスター、ドメティック、ユーロ・カーヴ、アルテヴィノ。他にも新しい会社が参入しており、収納本数、デザイン、性能がそれぞれ異なるので気に入ったものを買うのが良いと思います。

 

※デイ・セラー、ワイン・セラーともに収納本数はあくまで最大であり、ボルドー瓶で計算されているため、ブルゴーニュ瓶やいびつな瓶を入れると収納本数は減ります。また大型ワインセラーの場合は棚を増やすだけ収納本数は更に減りますのでご注意ください。

 

 

それと合わせてワインセラーを調べてるうちに便利なアプリがあったのでご紹介。

Euro Cave App.(Iphone,Android対応,無料)
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ワイン・セラーを製造しているユーロ・カーヴが出したセラー管理アプリです。
購入日、飲み頃、消費日、お気に入りのワインからセラー内の場所まで管理できる優れものです。
しかもユーロ・カーヴ製品は完全対応はもちろんの事、他社セラーも対応しており、自分が持っているセラーの形にカスタマイズできます。
日本語にも対応しているのが嬉しいですね。これがあればどこにいてもスマートフォンで所有しているワインを見る事が出来ます!
ただよくフリーズを起こしますので修正が待たれます。

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