飲み頃!熟成ブルゴーニュのご案内『Domaine Jacques Prieur / ジャック・プリウール』
今日は熟成ブルゴーニユのご案内です。
1990年よりナディーヌ・ガブリンが醸造に携わると復活を果たしたジャック・プリウール。1997年にはナディーヌ・ガブリンはルヴュ・ド・ヴァンで女性として初めてワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。
近年、人気がどんどん上昇しているドメーヌです!!
非常に天候に恵まれた2009年ヴィンテージ、状態もとても良いです。
まだ数年寝かせても楽しめますが、そろそろ飲み頃を迎えているのではないでしょうか(^ ^)
2009年は、フランスの各ワイン産地が高い評価を得ています。
コート・ド・ボーヌ地区もシャブリ地区同様の気候に苦しみますが冬に関してはシャブリ地区よりも降雪量は少なく、古典的なブルゴーニュと言われるような天候でした。春になると急に気温が上がったため、ブドウの生育サイクルは早まったのに加え急速にスタートします。6、7月は雨の日と晴天が交互に来るような非常に不規則な季節となり、7月には再び嵐が畑を襲いました。 湿度が高い中、7月下旬にはヴェレゾンが始まったため、生産者達はウドンコ病やベト病に掛かる事を恐れていましたが幸いな事に8月半ばから天候が安定しブドウの成熟を手助けします。 ピノ・ノワールは灰色カビ病に掛かったものもありますが、畑と醸造所、二度に渡る厳密な選果のおかげでこの年は白ワインよりも素晴らしいワインが造られました。白ワインも赤よりはほんの少し評価が落ちますが、それでもとても偉大なワインが造られています。
Domaine Jacques Prieur
ジャック・プリウール
ドメーヌ・ジャック・プリウールは18世紀末にムルソーに設立されたブルゴー ニュでも屈指のドメーヌの1つです。コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌの プルミエ・クリュ、グラン・クリュを中心とした21ヘクタールの畑を所有し、 モンラッシェ、シャンベルタン、ミュジニーなど素晴らしいワインを生み出して います。
1990年より醸造に携わるナディーヌ・ギュブランは、フランスの有名 ワイン雑誌“レヴュー・ド・ヴァン・ド・フランス”で1998年に女性で初めてベスト ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに輝いた実力者です。類まれなるテロワール を重視したワインは美しい色合い、複雑なアロマ、そして芳醇な味わいを湛え ています。
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2009 Beaune 1er Cru Champs Pimont Blanc
ボーヌ・1er Cru・シャン・ピモン
価格:¥11,300 (税抜)
ブドウは小さな箱で手作業で収穫され、その後、房全体が空気圧プレスでプレスされます。アルコール発酵と熟成はオーク樽で100%行われます。マロラクティック発酵は100%で行われます。
熟成期間:19ヶ月。
山の麓(Les Champs au Pied du Mont)を連想させる名を持つ畑は赤・白両方生産。密度の高い粘土と鉄分を多く含む土壌。シャルドネは斜面上部、ミネラル豊富な白亜質土壌に植えられています。