南アフリカワイン試飲会報告
南アフリカ試飲会報告
はじめてのことで、いろいろ不手際もありましたが、無事発送準備も完了しました。
ご来店いただいた皆様ありがとうございました。(ばたばたしていて会場の写真を撮り忘れてしまいましたので写真はありません。。)
私自身、受付と会計に追われ、全く会場の様子を見られませんでしたが、楽しんでいただけたでしょうか??
南アフリカのワインは、ニューワールドと呼ばれるワインの中では歴史も長く、最初のワインが造られたのは1659年。1994年の民主化までまで政治的な事情で経済制裁をうけていたため、国際的な舞台にワインが登場したのが遅く、ワイン生産国という印象は薄いかもしれません。生産量は、チリやオーストラリアとほぼ同じで、日本への輸出量も増えてきていますが、まだまだ大量生産の安いワインの国というイメージがあるように思います。
Anyway-Grpesでご紹介しているワインは、ぶどう栽培に適したした恵まれた地中海性の気象条件を生かして、丁寧に手作業で造られたプレミアムワインです。(輸送に関しては陸路も海路もリーファーコンテナを使用した状態のよいワインを取り扱っています)
この10年で南アフリカのワイン状況は大きく変化しています。海外の産地で醸造経験をつんだ若手は、他の国のコピーや、今マーケットが求めるワインではなく、南アフリカらしさ、テロワールを表現したワインを造ろうという情熱にあふれています。
欧米のワインジャーナリストの中で、今最もエキサイティングなワイン産地として注目されている南アフリカのワインを、多くの人にご紹介していきたいと思っているので、またこういった機会をつくっていこうと考えています。
今回はピノを多めに出しましたが、カベルネやシラーもいいのがあるんですよー!!
今回参加できなかった方も、次回はぜひ~
参考までに、今回人気のあったワインを種類別に2アイテムずつご紹介します。今回、販売も好調で在庫が薄くなってきたワインもではじめました(汗)
【スパークリンング】
お手頃価格でコストパフォーマンス抜群の「ピエール・ジョルダン・ブリュット」 Pierre Jordan Brut N.V
ブルゴーニュの白ワインのようなアロマと45ヶ月の長い熟成期間による旨味たっぷりの「コルマン・シャルドネ・ブリュット」Colmant Chardonnay Brut N.V
【白】
ミスター・シュナン・ブランの威名を持つケンフォレスターの「オールド・ヴァイン・シュナン・ブラン・リザーヴ」Kenforrester Old Vine Chinin Blanc Reserve 2012
古木のシュナン・ブランをメインにヴェルデーリョ、ヴィオニエ、シャルドネをブレンドした「ラール・ホワイト」 Rall White 2013
(ケンフォレスターのシュナン・ブランは、お手頃価格なのである程度人気がでるのは予測していましたが、ラールホワイトの評判のよさにびっくり。飲むととてもバランスがよく、ジャンシス・ロビンソンも絶賛のおすすめワインなのですが、通常価格4,000円のそれほど安くないワインでこの見たことないブレンド。(ケープでは注目されている白ワインのスタイルで、樹齢の高いブドウを数種類使いブレンドして古樽で熟成させるタイプ)信頼している人にすすめられるか、飲んでおいしいと思わなかったら買わないワインだと思います。こういうのを気に入ってもらうと嬉しいです。やっぱり実際比べて飲んでもらうって大切ですね。
【赤】
おふろとMitsu-Getsuで販売当初から人気の高かったクリスタルムの「ピーター・マックス・ピノ・ノワール」Crystallum Peter Max Pinot Noir 2013
シラー、グルナッシュ、ピノタージュ、ティンタバロッカなどをブレンドしたライクスの「ザ・マスター」 Rijk’s The Master 2007
(ちなみにマスターは高橋さんが全量買い占めたので取り扱いは当店のみ!!このワインのブレンドは、他にないので実際飲んでみて気に入らなければ絶対購入しないワインだと思います。しかも今回ご紹介した中で一番の高額商品でしたが、昨日はよく売れましたー。多くの人に気に入っていただけて本当によかったです。居酒屋おふろでグラス売りもしていますので気になるかたはぜひ!)