2015スタッフ忘年会 #マルサーラ #2015年の色
12月中Anywayは定休日の火曜日も休まずオープン、Mitsu-Getsu、おふろも年末年始は忙しくなるので、ちょっと早いですがスタッフ忘年会をしました。
熱燗のおいしさについて実験大会がなぜか途中で始まったりと今回も面白かったです。
相良さんの熱燗(ぬる燗も)は、普通の本醸造でもアルコールのつんけんした感じがとれて、(味も香りもある意味「地味」なのですが)奇をてらわない日常のお酒という安定感がありました。流石ですねー。
今回は勉強会ではないので、ワインは頂き物など色々です。
左からクロアチアの白ワイン、デゴルジェ80年代のシャンパーニュ、マルサーラ、モスカートの甘口。
この他に、ペルソン・ブリュット、ペルソン・ブリュット・ロゼ、ドメーヌ・ベレーヌのサン・ロマン、1992のシャサーニュ、ルイージ・マッフィーニ(Luigi Maffini)のクラトス。
デゴルジュ80年代のシャンパーニュですが1本はブショネでした。
もう一本のロゼはちょっと元気がなかったのでデキャンタをしてさらに〇〇をしてから飲んでみました。
赤ワイン
左からコート・ロティ、ワイパラのピノ、ドメーヌ・ベレーヌのコート・ド・ニュイ・ヴィラージュ2009、ジェラール・ピヴィのキャップホイルアートがかかれているグリュオー・ラローズのセカンド、キノー・ランクロ1997、リチャード・カーショー・シラー。2012
今回の発見はマルサーラですね。
オーナーの高橋さんがシチリアに旅行に行っていたこともあって、
シチリアの酒精強化ワイン「マルサーラ」が3本ありました。
フォワグラのソテーや肉のソース、甘口はティラミスやザバイオーネ、カッサータなどイタリアの伝統的なお菓子に使うという甘いお酒のイメージが強かったのですが、辛口もよかったです。
シェリーのオロロソの兄弟みたいなやや酸化熟成した雰囲気があり、食前酒として使うのが一般的だそうです。食後にチーズやドライフルーツのような味の凝縮したものと合わせてもいいと思いました。レーズンやドライいちじく、アーモンドの風味があり、味がワインより強いので、旨味の強いものにも負けないです。甘口も辛口も価格は2600円とお手頃で、料理にも使えるし一本買ってみようかなと思いました。
デザートやお菓子を作る方へのプレゼントにしたらきっと喜ばれます!
数本ですが在庫あります。
バッリォ・バイアータ・アラーニャ
シュペリオーレ・ガリバルディ・ドルチェD.O.P.マルサーラ
品種:グリッロ、カタラット、インソリア
同じ生産者のモスカートの酒精強化ワイン(日本未入荷)は、オレンジの紅茶のようなフルーティな甘口で、万人受けしそう。チョコレートやドライフルーツ、チーズと合いますねー。
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ところで、全く話が変わるのですが、マルサーラ「Marsala」はパントーンが選ぶ「2015年の流行色」だったんですね。ぐぐるとやたらと色の記事がでてきました。
マルサラは少し赤みを帯びたブラウン。口紅やネイルによくある落ち着いた色です。
あずきバーの色みたいですが、ちょっとアーシーなワインの色などいい感じの表現をされています。
参考までに日本の伝統色あずき色を探してみました。
よく似ています。色番号も近いです。
あとひと月ですが、流行色?取り入れてみようかな。
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新しく入荷した南アフリカ、エルギン地区の生産者リチャード・カーショーのシラーよかったです。
ピュアな果実味と冷涼感のある酸きれいながシラー。きめ細かな口当たりでタンニンはソフト、バランスのよい穏やかなオークの風味があります。いわゆるナチュラル系ワインのような感じではないですが、飲み疲れないやさしい口当たりでした。ニューワールドとオールドワールドの中間的な雰囲気でした。リチャード・カーショー氏はイギリス出身でマスター・オブ・ワインの称号を持っています。2012年設立のワイナリーですが、シラーはプラッターで4.5スター、シャルドネは5スターを獲得しています。
Kershaw Wines
カーショウ・ワインズ
W.O. Elgin Clonal Serection Syrah 2012
W.O. エルギン・クローナル・セレクション・シラー
生産量は5268本です。
遠藤さんの鮨
白子
タラと白子の鍋
A5ランクの牛
宴は朝6時まで続きました。
さ、12月、1月頑張ります。