Boekenhoutskloof(ブーケンハーツクルーフ)
++++++週末おすすめワイン++++++
「世界が認めるベストバリューシラー」
Boekenhoutskloof Porcupine Ridge Syrah 2011
ブーケンハーツクルーフ ポーキュパインリッジ シラー
読みにくいですよね、ブーケンハーツクルーフ。
でも先日お問い合わせの電話もあった注目のワイナリーなのでまず概要をご紹介。
ブーケンハーツクルーフは、フレンチユグノー教徒が開拓したフランシュック地区にあります。もともとのワイナリーの歴史は長く1776年にまでさかのぼりますが、1993年にソムリエからワイン醸造家に転向したマーク・ケントが出資者を集めてこのワイナリーを買収。創業は1994年で、今年20年を迎えた比較的新しいワイナリーです。
マーク・ケントはカリスマ醸造家と呼ばれており、南アフリカのワインガイド「プラッターズ」でも5つ星を最も多く獲得しています。ワイナリーはフランシュックの山合いの谷間にあり、多くの自社畑が東向きで日照時間が限られぶどうがゆっくり熟す好条件の場所です。
(ちなみにここの畑はカベルネ・ソーヴィニヨンやフラン向きの土壌なので、ポーキュパインリッジのシラーはスワートランドから購入しています。シラーはスワートランドなんですねー)
また、ラベルのデザインがユニークなのもこちらのワイナリーの特徴。
トップレンジのカベルネソーヴィニヨンはオランダのアンティークの椅子が7つ描かれています。オオカミのラベルの「ウルフトラップ」、ハリネズミのラベルの「ポーキュパインリッジ」スワートランド・インディペンデントのカーリー・ロウとの新しいプロジェクト「Porseleinberg(ポルセレインバーグ)」は白地に活版印刷された文字が浮かんでいます。
ちなみにヴィノテーク2013年3月の記事↓
2009年、古木のシラーからポルセレインバーグと名付けたワインがケープワイメーカーズ・ギルドのオークション用にのみ造られ、それが1本1000R(約10,000円)で落札され、話題となった。そして2010で市場デビューした。
ワイナリーに印刷機があってびっくりです
一枚ずつハイデルベルグの1940年代の活版印刷で印刷しているそうです。
(紙と印刷好きにはたまらない。。)
さて、話がそれましたが、
スワートランドはローヌ系の品種がよく育つテロワール。凝縮感はあるけれども濃厚すぎず、スムースで、きれいな果実味とミネラルを持つエレガントな赤ワインになります。ポーキュパインリッジのシラーは2000円と低価格ながら、スワートランドのテロワールを表現した果実味、酸味、ミネラルのバランスのよい飲みやすいワインです。
2000円台でこの価格なら、「いつか上キュベも飲んでみたいなー」と思わせる期待を後押しする味わいです。
スクリューキャップなのでバーベキューやピクニックにもおすすめです!
ブーケンハーツクルーフ ポーキュパインリッジ・シラー 2011年
Boekenhoutskloof Porcupine Ridge Syrah 2011
品種;シラー100%
->完売しました