Gangloff(ガングロフ)
来店されたお客様が購入したワインのボトル写真を撮ってくれました。
厳密に言うと購入したワインをそこに居合わせたお客様と試飲されることになって、流れでの写真を私が撮らせて下さいとお願いして、撮影しようと思っていたら、(このワインがもう見ることはないかもーというくらい珍しいものだったので、つい。。)その居合わせたお客様が、「こっちのほうがうまく撮れるわよー」と場所を教えてくださって、せっかくなので撮影もおまかせしてしまったという流れです。
店内はだいぶ暗く、私のカメラ(ニコンD80)とレンズ(18-70mm)の能力の限界があったのですが、光があたるよい場所を探し出していただいてこのラベルにぴったりの幻想的な感じの仕上がりです。
ガングロフのイメージは、「贅沢で享楽的」
白ワインは一部小樽発酵を行い、熟成には新樽も使っていますが、
決してオークが全面にでることのない芸術的なワイン。
ラベルはイヴさんの画家の弟さんによって描かれています。
ガングロフといえば、
グラマラスなコンドリューとスタイリッシュなコート・ロティが有名ですが、サン・ジョセフもそれはもう素晴らしいです。
といっても生産量が非常に少ないので、今店舗でもほとんど売り切れてしまっています。
ごめんなさい。
このヴァン・ド・ペイはコンドリューになる予定の若い木で仕込んだワインを格下げしてリリースしたもので、ガングロフのなかでもさらに生産量が少なく、実はこちらのワインを輸入しているザヴァインさんを個人的によく知っているのですが、この存在は知りませんでした。
熟成したヴィオニエを飲む機会はあまりないのですが、ガングロフのレベルになると、緻密な要素が時間とともに溶け出してくる感じで、味わいがキノコや森の香りから蜂蜜、白い花、熟したカリンと様々に変化していき、ミネラルと酒質のブレのなさに一口ごと感嘆のため息がでるような味わいです。もちろん余韻は非常に長く続きます。
もしまた入荷したらお知らせしますー
するのかな?
今度社長が来たときに聞いてみよう♪