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Smallfry Wines

スモールフライ・ワインズ

スモールフライ・ワインズの写真1 スモールフライ・ワインズの写真2 スモールフライ・ワインズの写真3
URL https://smallfrywines.com.au
設立 2005年
本拠地 Barossa Valley(バロッサ・ヴァレー)
当主 Wayne Ahrens(ウェイン・アーレン)
畑の総面積
資料提供 kp-orchard


❦ 詳細・歴史

ワイナリーは南オーストラリア州のバロッサヴァレー。設立が2005年と若いワイナリーですが、Ahrens 家は5世代にわたりブドウを栽培してきた歴史を持っています。ヴィンヤードはバロッサ北部のヴァインヴェール (18haに樹齢125年を超えるものを含む Shiraz, Grenache, Mataro/Monastrell, Carignan, Cabernet, Cinsalt, Riesling, Semillon, Temprenillo, Graciano, Bastardo, Marsanne, Rousanne など) と標高450m ほどのハイイーデンに (12ha ,Cabernet, Riesling, Shiraz, Viognier, Marsanne, Mataro/Monastrell )にあり、バイオダイナミックの認証を取得しています。Smallfry は2010年にJames Halliday/Australian Wine Companion においてOne of Ten Dark Horses またMax Allen にThe future Maker に選ばれており今後の活躍が期待されます。


❦ 畑

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❦ 醸造

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❦ スタッフコメント

Smallfry(スモールフライ)
南オーストラリアのバロッサバレーから新しいワインが到着しました。オーストラリアで今注目のワインメーカー、ウェイン・アーレンズが造る スモールフライ・ワインズです。オーストラリアを代表するワイン評論家ジェームス・ハリディ氏に2010年のAustralian Wine Companionにおいて「One of Ten Dark Horses」といわれ、オーストラリアを代表するワインジャーナリストMAX Allen氏の「The Future Maker」にも選ばれている注目の醸造家です。

先日、東京ワインコンプレックスの業者向けの試飲販売会でとても興味深く、おいしかったワインです。

“Barossa
春から夏にかけて大活躍しそうな、アルコール8%のオフドライ(ほのかに甘い)リースリングです。オーストラリアのリースリングによくみられる、焼けたような印象は全くありません。可憐でエレガントなやさしい味わいで、年間生産量は75ケースです!エンボス加工が施されたカラフルなクジャクのラベルもとてもおしゃれ。ギフトにもおすすめです。

Tangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)
新商品のTangerine Dream(タンジェリン・ドリーム)は、きりんが幽体離脱しているみたいなラベルで、リースリング、セミヨン、ペドロヒメネス、ルーサンヌ、ミュスカの混植混醸のオレンジワイン。ワイン用のぶどうを赤ワインと同じように果皮とともに発酵させています。皮由来の旨味とミネラルの風味が際立つ複雑な味わい。オレンジワインに時々ある特徴的な香りはなくとてもきれいなアロマでした。抜栓後数日は味わいがあがるタイプとのこと。これは、数日おいて飲んでみたいですね〜。ちなみに、タンジェリン・ドリームは、ドイツのバンドの名前。プログレロックとかニューエイジというジャンルになるそうですが、ジャンルを超えるというか、ある意味このバンドが一つのジャンルとも言える存在感があります。70年代、まだハウスとかテクノというジャンルが誕生する前に、アナログシンセサイザーとエフェクターを駆使した音づくりをしており、(しかも演奏技術が高い)その後のミュージシャンになんらかの影響を与えていると思います。電子音楽の黎明期に新しい、実験的なことをやってきたグループ、という感じです。グループの中心的存在だったエドガー・フローゼは今年1月に急逝してしまったので、このワインを飲みながら彼らの音楽を聞いて追悼したいって人も多いでしょう(すみません、、、おそらく多くはないですよね。ちなみに家にレコードあります。)でも、なんとなくこのワインと共通するところがあるのかもしれません。

Stella Luna(ステラ・ルナ)
もう一つの新商品ワインStella Luna(ステラ・ルナ)は、サンソー60%とシラー40%のブレンド。オーストラリアの赤ワインのイメージがぐるっと変わるエレガントで冷涼感のある味で、「ひゃー、このワインにバロッサのシラーズ?入ってるの」ってかなりびっくりしたのですが、シラーは、リースリングの産地として名高いエデンヴァレーの標高の高い畑のシラーとのこと。(小さいことですが個人的にちょっと納得)にしても軽やかな仕上がりです。きめが細かく、酸がきれいで洗練された味わいは、アジア系の創作料理や和食にも合わせやすそうです。