LINEで送る

Trentham Estate

トレンサム・エステート

トレンサム・エステートの写真1 トレンサム・エステートの写真2 トレンサム・エステートの写真3
URL https://www.trenthamestate.com.au
設立 1988年
本拠地 Murray–Darling(マーレー・ダーリング)
当主 Anthony Murphy(アンソニー・マーフィー)
畑の総面積 45ha
資料提供 kp-orchard


❦ 詳細・歴史

ワイナリーは南オーストラリア州、ヴィクトリア州、ニューサウスウェールズ州の3州の州境に程近いヴィクトリア州ミルジュラ郊外(NSW州トレンサムクリフ)にあります。 この周辺は夏季には降水量が少なく、灌漑を必要とするためオーストラリア最長のマーレー・ダーリング川に沿ってワイン産地が広がっています。一般的にはカジュアルワインの生産地として認識されており、品質の高いワインを産出するワイナリーは稀ですが、ここトレンサムエステートはオーストラリアで最も著名なワイン評論家ジェームス・ハリデーが彼の著書オーストラリアン・ワインコンパニオンの中で毎年のように高い評価を与えています。 オーナーワインメーカーのアンソニーは1978年にローズワーシー大学で醸造学をおさめ(現在のアデレード大学醸造学部)、自身のワイナリーを興す前にMildara Blassで醸造の経験を積みました。2006年にはオーストラリアで最も権威のあるワインメーカーオブザイヤー(Australian Gourmet Traveller Wine Magazine)にノミネートされていますが、これはマーレー・ダーリング地区のワインメーカーとしては初の快挙です。


❦ 畑

マーフィー家のブドウ栽培の歴史は古く100年以上の歴史を持ちますが、The Murphy Vineyard(土壌は主に石灰質の上にレッドロームが覆っている)に最初に植樹をされたのは1952年です。当初は大手のワイナリーにブドウを売っていましたが、現在はヴィティカルチャリストのパトリック・マーフィー(セントパトリック大学、ヤンコ農業大学で栽培学を修めた)と共に自社畑のブドウを使ったワイン造りを中心におこなっています。 現在自社畑は45ヘクタール(収量は年間4000トン程)ほどで、20種類以上のブドウを栽培しています。


❦ 醸造

2008年に、ワイン醸造においてHACCP認証を取得した最新のラボを備えたワイナリーは、シェイン・カーとマーク・ホルムの2人のアシスタントワインメーカーとともに、この地の最適なテロワールを表現する重要な役割を果たしています。