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Sam Vinciullo

サム・ヴィンチューロ

サム・ヴィンチューロの写真1 サム・ヴィンチューロの写真2 サム・ヴィンチューロの写真3
URL https://www.samvinciullo.com/
設立 2014年
本拠地 Margaret River(マーガレット・リバー)
当主 Sam Vinciullo(サム・ ヴィンチューロ)
畑の総面積
資料提供 kp Orchard


❦ 詳細・歴史

WA 州マーガレット・リヴァーで、愚直に「活きているワイン」造りに邁進する1人の男がいます。彼の名は Sam Vinciullo / サム・ ヴィンチューロ。WA 生まれながら、100%シチリア人としての遺伝子を受け継ぐヴィニュロン(栽培醸造家)です。彼のワイナリー にはいかなる添加物も、ポンプも、そしてオーク樽すらもありません。あるのは自らの手で栽培をするオーガニック(6.5ha、認証な し)の畑と、収穫・醗酵を行うための容器にプレス機、そして数基のステンレスタンク。全てはサム自身の手によって行われます。
サムはイタリア・シチリア島から西オーストラリアへと移住してきた家系に生まれ、2008 年にアデレード大学を卒業し醸造学を修 めた後カリフォルニアのワイナリーで働いていましたが、自らのルーツであるシチリアで造られるフランク・コーネリッセンのワイン に出会うことで人生最大の衝撃を受けます。すぐさまコーネリッセンで働きたいとコンタクトを取るも断られ、粘りながらやっとOK をもらった彼は飛ぶようにシチリアへ移り住み、2014 年までエトナで過ごします。「そこで彼らが造っていたのはまさに Living Wine= 活きているワインだった。自分もこんな風に自然を写し取ったかのような美しいワインを造りたいと思ったんだ」と語るように、この エトナでの数年間が彼の人生を変えることになりました。2014 年にマーガレット・リヴァーへ戻り自身のレーベル Sam Vinciullo / サム・ヴィンチューロを設立。2022 年、6.5ha の畑を借り、醸造所を建設。さらに羊や鶏など家畜も含めた包括的かつ循環的な農園 をスタートさせました。
畑に植えられているブドウは自根。栽培は無灌漑で行われ、ビオディナミのカレンダーに基づき管理されています。収穫されたブド ウは房単位でサムのチェックを経た後醸造所へ運ばれ、人の手足で潰し自然醗酵。その後バスケットプレスによって得られたジュース はステンレスタンクへ。ワインがしっかりと安定した段階へ入ったと感じることができたらボトリングします。ワイナリーでの工程は 全てグラヴィティ・フローでその間一切の添加物は使いません。マーガレット・リヴァーの比較的温暖な気候条件を考慮しオーク樽も 一切所有しないという徹底ぶり。
「最近はナチュラルという言葉が独り歩きしているように感じることも多いけど、僕のワインは Living Wine、つまり”活きている ワイン”なんだ。僕はこの美しい自然から、まさに活きていると感じとることができるワインを、できる限り高品質に造りたい。そのた めには一切の妥協はしないよ」


❦ 畑

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❦ 醸造

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