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The Ice House Winery

ザ・アイス・ハウス・ワイナリー

ザ・アイス・ハウス・ワイナリーの写真1 ザ・アイス・ハウス・ワイナリーの写真2 ザ・アイス・ハウス・ワイナリーの写真3
URL https://www.instagram.com/theicehousewinery/
設立 2005年
本拠地 ()
当主 (ジェーミー・マクファーレン)
畑の総面積
資料提供


❦ 詳細・歴史

モンドセレクション3度の最優秀金賞受賞
アイスワイン専門ワイナリー

2005年元オンタリオ州ワイン醸造・栽培協会会長、カナダを代表する醸造家ジェイミー・マクファーレン氏によって設立。
コートドールのユベール・ラミーで修行を積み、83年にはナイアガラ産初の商業用アイスワインの醸造に携わりました。
25年以上に及ぶ経験と類まれなる感性を持つジェイミー。

初ヴィンテージの05年からいきなりモンドセレクションで最優秀金賞を受賞。
カナダ最高峰のアイスワインハウスとして世界各国から注目を集めます。
蔵ではアイスワインの醸造だけにこだわり年間わずか3000cs程の良質なワインを産み出します。

【カナディアンアイスワインの歴史】
アイスワインの起源は神話の中にあります。一説では18世紀に貧しいドイツのブドウ栽培農家が誤って凍らせてしまったブドウを何とかしようと偶然産み出したとも言われています。今日ではカナダ産アイスワインは世界的に有名となりましたカナダがアイスワインの生みの親ではなく、カナダ産アイスワインがある意味で、このアイスワインというカテゴリーを完成させたと言った方が正しいかもしれません。

近年温暖化の影響でドイツを含む北ヨーロッパでは安定したアイスワインの生産が困難になりだしている中、カナダでは毎年安定して長く温暖な夏と凍て付くような寒さの冬があり、この環境が素晴らしい品質のアイスワインを産み出してきました。

また、同じくアイスワインを産みだすドイツと比較すると、カナダアイスワイン用ブドウの収穫はブリックス度(果物の糖度の単位)が35度以上でなければ収穫できませんが、ドイツでは22度と規定が低くカナダ産アイスワインは世界的にもより品質の高いアイスワインであることがわかります。

※アイスワインにとって重要な時期が存在するオンタリオ州
重要な時期、それは収穫できる気温帯(マイナス8度以下)となるブドウが凍て付く時期ではなく、それより少し穏やかな時期である11月から12月初頭です。
この凍りつかない程度の温度帯でのみブドウはミステリアスで魅惑的なアイスワイン独特のフレーバーを産みだす事が可能となります。
主要ブドウであるヴィダルで言うと、「アプリコットやピーチ、ライチのトップノート、バタースコッチやキャラメル、蜜のフレーバー」がこの環境下でのみ形成されていくのです。そして、この理想的な環境が存在するのが、カナダ オンタリオ州。
こういった意味からも、ドイツで産まれたアイスワインですが、ここカナダで完成したといっても過言ではありません。

通常カナダでは35ブリックス以上での収穫がアイスワイン用ブドウの収穫に義務付けられています。しかし、ザ・アイス・ハウスワイナリーではブリックス度が39度まで上がるまで収穫を待ちます。
こうすることにより、氷結したブドウはより凝縮感を増し引きしまった酸とフレッシュな果実味を併せ持つことができるといいます。

ちなみにドイツの法律では約22ブリックスからアイスワインが造れます。この点でもカナダ産、特にザ・アイス・ハウスワイナリーのアイスワインがいかにクオリティが高く凝縮しているかという事がわかります。



❦ 畑

Not Available...


❦ 醸造

醸造では高いブリックス度から通常の8倍ほどの時間発酵時間を要し、発酵が止まらないように温度管理・監視を行い発酵を進めます。長い時で6ヶ月程の月日を要します。
可愛い白クマが目印!(北極星がモチーフ!) ポラリス(北極星)は古から旅人が道しるべとして利用してきた重要な星。 今日では、「大切な人のもとに迷わずにたどり着く」といった意味も含めロマンティックな星として人々の憧れになっています。 この星座(こぐま座)をモチーフにしたラベルデザインには、そんな素敵なメッセージが込められているのです。