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Domaine Agathe Bursin

ドメーヌ・アガット・ブルサン

ドメーヌ・アガット・ブルサンの写真1 ドメーヌ・アガット・ブルサンの写真2 ドメーヌ・アガット・ブルサンの写真3
URL
設立 2003年
本拠地 Westhalten(ウェスタルタン)
当主 Agathe Bursin(アガット・ブルサン)
畑の総面積 6ha


❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・アガット・ブルサンはアルザス、コルマール南部ウェスタルタンに位置する家族経営のドメーヌで、フランスのワイン誌ベタンヌ&ドゥソーヴで3ツ星を獲得している優れた生産者です。
ブルサン家は代々続く栽培農家でしたが、醸造を行ってはおらず出来たブドウは地元の協同組合に売却していました。幼い頃から畑や協同組合のカーヴに出入りしていた4代目当主アガット・ブルサンは醸造学科を卒業後自らのドメーヌを設立しワインの自社詰めを開始します。
生産量が少なく、事前に予約した常連客への販売で終わってしまうために市場での知名度は評価の割に高くはありませんが、しばしば評価誌ではアルザス南部で最もピュアで洗練されたワインと言われています。


❦ 畑

ドメーヌが所有する畑はグラン・クリュ、ツィンコプレとボーレンベルグを中心に6ha。砂岩石灰質土壌と泥灰土、粘土石灰岩質土壌の断層からなりますが、上部に生程石灰質の比率が上がります。除草剤や殺虫剤など農薬に頼らない栽培を行っていますが認証は取得していません。


❦ 醸造

白ワインはフレッシュ感を大事にするためステンレスタンクを使用し熟成。ピノ・ノワールはブルゴーニュから来たバリックを使用して熟成しています。醸造段階でSO2は使用せず瓶詰めに少量添加するのみにとどめています。


❦ スタッフコメント

Eminence Sylvaner(エミネンス・シルヴァネール)
↑のワインはアルザスのツインコップレ(Zinnkoepfle)というグランクリュの畑で栽培されたシルヴァネールです。フランスのAOCルールで、リースリングとピノ・グリ、ミュスカ、ゲヴュルツトラミネールの4品種しかグランクリュを名乗れないので、畑名はボトルに書かれてはいません。ですが、そのルールが決まる前から栽培されていた古木のシルヴァネールの凝縮した果実味と深みは驚きです。

シルヴァネールってグランクリュを名乗れる4品種と比べると、香りも味わいもちょっと地味でやさしいイメージでしたが、その控えめを追求した上での美しさに癒されましたっ!