Domaine Bott-Geyl

ドメーヌ・ボット=ゲイル

URL	http://www.bott-geyl.com
設立
本拠地	Beblenheim（ベブレンハイム）
当主	Jean-Christophe Bott（ジャン=クリストフ・ボット）
畑の総面積	15ha

❦ 詳細・歴史

ドメーヌ・ボット=ゲイルの前身であるリボーヴィレ村のボット家は1795年よりワイン造りをスタートさせた歴史ある家族経営のドメーヌ。1959年にボット家とベルベンハイム村のゲイル家の婚姻によって今日のドメーヌ・ボット=ゲイルとして活動を開始します。
そのドメーヌ・ボット=ゲイルが著名生産者の仲間入りを果たしたのは1993年に現当主ジャン=クリストフ・ボットがドメーヌを引き継いでからのことです。
ジャン=クリストフは醸造学校を卒業後、オーストラリアのヘンチキ、ムルソーのコント・ラフォンで研修を行い、ドメーヌに参入。
同じくアルザスのツィント・ウンブレヒトのレオナール・ウンブレヒトに大きな影響を受け、2000年からはビオロジー栽培へ、2002年にはビオディナミ栽培へと転換。収量を減らし、セラーにおいてミニマリスト的アプローチを実践した結果、みるみるうちに品質が向上。一躍アルザストップクラスの生産者へと登りつめます。
今日ではフランスで最も権威あるワイン評価誌メイユール・ヴァン・ド・フランスで2ツ星を獲得。多くの星付きレストランにオン・リストするなど高い注目を集めている生産者ですが、アルザスの他の著名生産者に比べるとお買い求めやすい価格のためお買い得な生産者とも言えます。
またボット=ゲイルではワインの糖度を1〜9段階でエチケットに記載。消費者にとって非常に選びやすい工夫がなされています。

❦ 畑

7つのコミューン、6つのグラン・クリュを含む80区画に15haを所有。
ビオディナミ栽培によって管理が行われています。

❦ 醸造

収穫されたブドウは空気圧プレスで緩やかに圧搾。野生酵母で発酵。
澱とともに3〜8ヶ月熟成。