Domaine Meyer-Fonné
ドメーヌ・メイエ・フォンネ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・メイエ・フォンネは5世代続く家族経営のドメーヌでコルマール北西7km程に位置するカッツェンタール村に本拠地を構えています。
フォンネ家はスイスからの移民で1732年カッツェンタール村に移住してきました。ドメーヌはフェリックス・メイエによって創設、ブドウの栽培が始められましたが、フェリックス、そして娘のルーシーが栽培を行っていた間はドメーヌ元詰めを行っておらずブドウは協同組合に売却されています。
メイエ・フォンネがドメーヌ元詰めを開始したのはフェリックスの孫であるフランソワ・メイエがドメーヌに参入した60年代に入ってからの事です。同時期にフランソワはドメーヌ元詰めとともに個人客向けに販売を開始しました。
1992年にフランス、オーストラリアで研修を終えたフランソワ・メイエの長男フェリックス・メイエが参入すると輸出を開始、設備の近代化を計るとドメーヌは急激に品質が向上、一躍有名になります。今日ではベタンヌ&ドゥソーヴで3ツ星、ルヴュ・ド・ヴァン・ド・フランスで2ツ星を獲得するに至っています。
❦ 畑
7 つの村に合わせて12haを所有し、グラン・クリュは5つ。収量を厳しく制限していますがグリーンハーベストは若木にしか行いません。
除草剤や殺虫剤等の化学薬品は一切使わない有機的なアプローチで栽培が行われています。
❦ 醸造
手摘みで収穫後、ブドウの種類に応じて4〜10時間かけて緩やかにプレス。
発酵はステンレスタンクもしくは木製槽を使用します。熟成はシュール・リー状態でヴィンテージ、キュヴェに応じて期間を調整しています。