Domaine Ostertag
ドメーヌ・オステルタグ
❦ 詳細・歴史
1966年、現在の当主アンドレ・オステルタグの父親によって設立されたドメーヌで、3haと小さな畑からその歴史をスタートさせました。現在はエプフィグ、ノータルタン、イッタースヴィラー、リボーヴィレ、アルベの5つの村に14.4ha、80区画以上の畑を所有しています。オステルタグ家はドイツ系の家系で名前のOstertagは古い言葉で”復活祭”を意味しています。その為、家紋には復活祭のシンボルである羊が使われており、ドメーヌの紋章にもなっています。
現当主アンドレ・オステルタグはディジョン大学の数学科を専攻していましたが、ワイン造りへと転向し、ボーヌ醸造学校に入学。その間は毎週末のようにドメーヌ・コント・ラフォンのルネ・ラフォンからブルゴーニュの醸造、栽培について学びました。
1980年に実家のドメーヌに戻り、ブルゴーニュで行われていた低収量でのブドウ栽培やマロラクティック発酵や小樽発酵などに見られる醸造技術の革新を行なったことで新進気鋭の個性的生産者として一躍有名になります。
1996年から彼のフラグシップであるグラン・クリュ、ムンシュベルグを含むいくつかの畑でビオディナミを開始し、1998年には全ての区画をビオディナミ栽培に切り替えました。
オステルタグのワインは3つに分類されます。”果実のワイン”、”石のワイン”そして”時のワイン”です。
果実のワインはブドウの個性と味わいを表現したワインで最も収穫が早く、熟成期間も6〜9ヶ月と短め。出来る限り若いうちに飲むワインで5年以内に飲むのがベストとされています。エチケットには踊っている樹が描かれています。
石のワインは、テロワールの表現に重きを置いたワインで果実のワインに比べて収穫が遅く、11〜18ヶ月熟成を行う。若くして飲む事も出来ますが、20年程の熟成にも耐えられます。テロワールのワインだと分かるように区画名を大きく、その下に品種名を小さく明記しています。ボトルの色は茶色でエチケットには一本の樹が描かれています。
時のワインは、恵まれた天候の年のみに造られる甘口ワインで、いわゆるヴァンダンジュ・タルティヴやセレクション・グラン・ノーブルのことで、20年〜50年の熟成に耐えられます。
❦ 畑
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❦ 醸造
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