URL | http://www.chateau-brandeau.com |
設立 | 2015年 |
本拠地 | Les Salles de Castillon(レ・サル=ド=カスティヨン) |
当主 | Julien Voogt (ジュリアン・ヴォーグ) |
畑の総面積 | 9.5ha |
資料提供 | VIVIT |
ベルギー出身の Julien Voogt ジュリアン・ヴォーグは、ニュージーランド、 カナダ、ガーナ、中央アメリカ、モロッコ、アジアなどの世界各国を放浪したナチュラリストです。
その後、ボルドーで醸造とブドウ栽培を学ぶうちにワイン造りに目覚めました。ジュリアンはポ ムロールのシャトー・クリネで研修。サンテミリオンで 1990 年代からビオディナミを実践しているシャトー・メイラのミシェル・ファヴァールの下で約 2 年間修行しました。
既に妻と子供がいたジュリアンは、自分でワイン造りができる畑がないかフランス中を探し回っていました。 その時に出会ったのが今のシャトー・ブランドーの畑の所有者であるキング氏。
キング夫妻は、フランスの他の地方に比べてビオロジックへの転換が遅れていたボルドーで、 1990年からビオロジックでブドウを栽培。1993 年にはエコサートによってビオの認証を受けていました。ジュリアンは、引退するキング氏からフェルマージュ契約で畑を借り受けて、 2015年からナチュラルワイン造りを始めました。
世界を放浪したジュリアンらしく、シャトー・ブ ランドーにはオーストラリア、カナダ、アイルランド、オランダ、メキシコなど世界中の年齢も性別も国籍も異なる様々な人達が*ウーファーとして手伝いに来ています。
シャトー・ブランドーの栽培面積は9.5ヘクタール。7.5ヘクタールでメルロー、2ヘクタールでカベルネ・フランを栽培しています。平均樹齢は35~40年で、泥土が混じった粘土石灰岩土壌の丘陵の南向き斜面に位置しています。メルローとカベルネ・フランという2つの品種の栽培に適したテロワールです。ジュリアンは化学薬品を使わないビオロジックによる生きた土のみが、テロワールを表現できると信じていて、常に畑を注意深く観察し、畑の僅かな変化も見逃さないようにしています。畑は馬で耕耘し、畝の間に下草を生やし、そして小麦などの穀物もブドウと一緒に栽培しています。シャトー・ブランドーでは畑での仕事と同じく、入念にそして可能な限りナチュラルな方法で醸造を行っています。
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