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Château Brethous

シャトー・ブルトゥス

シャトー・ブルトゥスの写真1 シャトー・ブルトゥスの写真2 シャトー・ブルトゥスの写真3
URL
設立
本拠地 Camblanes-et-Meynac(カンブランヌ・エ・メナック)
当主 Thierry Maillé Verdier(ティエリー・マリエ・ヴェルディエ)
畑の総面積 16ha
資料提供 VIN CROSS


❦ 詳細・歴史

醸造所はガロンヌ川の右岸、プルミエール・コート・ド・ボルドーの Camblanes-et-Meynac /カンブランヌ・エ・メナックとういう村に在る。 所有する畑はトータルで 16ha。オーナーのヴェルディエ家は 18 世紀に ボルドー市長を務めたこともある。現在は Cécile Mallié Verdier/セ シル・マリエ・ヴェルディエ氏(左の写真左側)と Thierry Maillé Verdier/ティエリー・マリエ・ヴェルディエ氏(写真右側)の夫妻がワイ ナリーを運営する。セシル氏の両親であるフランソワーズとドニより
1999 年にワイナリーを引き継いでから、オーガニックでの栽培を志向しはじめた。2008 年からはビオディナ ミ農法を実施(ビオディナミ農法を実践するプティシャトーの数は非常 に少ない)。ワイナリーではこの土地で伝統的なボルドー・クレレを生 産している。クレレはロゼワインというよりも、薄めの赤ワインと捉えたほ うがよい。熟成を必要としない、口あたりのさわやかな味わいだが、スト ラクチャーや余韻をしっかりと備えていて、単なるアペリティフ向けのロゼ ワインとは全く異なる可能性を持つ個性的なワインである。


❦ 畑

16ha の畑のうち、栽培面積の内訳はメルロー72%、カベルネソー ヴィニヨン 20%、カベルネフラン 4%、マルベック 4%。2012 年には デメテール認証を取得している。畑の周囲には雑穀や野菜を育て ている。冬の間はプレパラシオンの他にカモミールやイラクサ、樹皮な どさまざまなものを撒いて「畑を甘やかす」。ティエリー氏曰く「化学合 成物質を畑に使うべきではないと思う。人体やテロワールにとってよく ない物質は結局、ひとつなぎになっている。」。
ビオディナミ農法に変えてから、ブドウの樹が明らかに変わったそうである。 霜、干ばつなどに対して耐性が強くなり、光合成がしっかりと行われるため か、よく熟したブドウが採れるようになったという。根も地中深く張るように なった。「ワインに関しては正直なところ、まだ明確な結果は出ていないか もしれない」とティエリー氏は謙遜する。しかしワインを飲めば成功はすでに 約束されていることが分かる。


❦ 醸造

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