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Château Goubau

シャトー・グボー

シャトー・グボーの写真1 シャトー・グボーの写真2 シャトー・グボーの写真3
URL http://www.chateaugoubau.eu
設立 2005年
本拠地 Gardegan-et-Tourtirac(ガルドガン・エ・トゥルティラック)
当主 Stéphane & Béa Goubau(ステファン & ベア・グボー)
畑の総面積 12ha


❦ 詳細・歴史

シャトー・グボーはベルギーから来たベア&ステファン・グボーによって設立されたボルドーの新星ワイナリー。当時売りに出されていたシャトー・ジェルベイの持つ優れたテロワールと畑の品質を見て恋に落ちた2人は直ぐにシャトーを購入。自らの名前を付けワイン造りを行う事を決めました。

しかし以前はバルク販売を行っていたシャトーだった為、直ぐに大幅なリのヴェーションと投資を行いました。まずイタリアから“エノモスト”と呼ばれる水平方向に伸びる100hLのステンレスタンクを2台導入。エノモストは自動で果帽を沈め、定期的な酸素の注入を可能にする回転式のブレードがついた超精密な最新式ステンレスタンクで、世界で20ワイナリーしか所有しておらずボルドー地方では初めて導入されました。
しかし最も大きな変更は畑作業で行われました。それは有機栽培の導入です。
今日ではシャトー・グボーはエコセール認証を取得し、有機的なアプローチで栽培が行われています。
2008年ヴィンテージがギド・アシェット誌で2ツ星&ク・ド・クールを獲得、一躍有名になりました。また同様に2005、2010年ヴィンテージのラ・スルスがワイン・スペクテイターで90点を獲得しています。
シャトー・グボーはサン・テミリオンにも劣らないカスティヨン・コート・ド・ボルドー最高峰のワインを低価格で提供する事を目標にワイン造りが行われています。


❦ 畑

サン・フィリップ・デギュイユ、ジロンドで最も高い標高100mの丘に位置しています。その為日照量が多く、風邪の影響を受けて優れた成熟を果たします。
土壌は粘土石灰質で12haの畑にはメルロー90%、カベルネ・フラン5%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%が栽培、また一部区画にはプティ・ヴェルドも栽培されています。栽培は有機栽培でエコセール認証を獲得。


❦ 醸造

収穫したブドウは2台の選果台で十分に選果が行われ、6日間の低温浸漬の後、3つの醸造法を併用して造られています。
1つ目はフードルによる伝統的な発酵、続いて色の安定と豊満さを与える新樽発酵、最後にアロマと果実のより良い抽出を目的としたエノモストを使用した発酵です。それぞれを組み合わせる事でバランスの良いワイン造りを行っています。
またボルドーで知名度の高い二人の醸造家パスカル・プスヴァンとジャン・ミシェル・フェランデのアドヴァイスを受けています。