LINEで送る

Château Clos Puy Arnaud

シャトー・クロ・ピュイ・アルノー

シャトー・クロ・ピュイ・アルノーの写真1 シャトー・クロ・ピュイ・アルノーの写真2 シャトー・クロ・ピュイ・アルノーの写真3
URL http://clospuyarnaud.com
設立
本拠地 Côtes-de-Castillon(コート・ド・カスティヨン)
当主 Thierry Valette(ティエリー・ヴァレット)
畑の総面積 7.5ha
資料提供 Raffine


❦ 詳細・歴史

コート・ド・カスティヨンでビオディナミを実践するシャトーです。元々はパヴィ、パヴィ・マカンやテルトル・ロートブッフの共同経営者だったが、ワイン造りに魅せられて2000年に同シャトーを購入。2004年よりビオディナミに移行し、30hl前後と低収量ながら生きた土で生きたワインを造っています。お金儲けしたいなら経営しているだ けの方が良く、そうではないワイン造りに生き甲斐を見つけてしまい、のめり込んでし まったと語る当主ティエリー・ヴァレット氏の目はイキイキとしています。シャトーを購入した当初は右岸で今最も腕のある醸造コンサルタントと目されているステファン・ ドレノンクール氏にコンサルをお願いしていたのですが、2005年よりコンサルなしで ワイン造りに取り組み始めました。それによりさらに評価が高まり、現在でもカスティヨンのトップシャトーのひとつとして大きく動向が注目されるようになった新星シャトーです。


❦ 畑

総面積は7.5haで、メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%にカルメネールを実験的に少々植えています。ビオディナミを盲信しているタイプとは違い、理論に納得し、実験的に導入したら理想としていた畑になり、素晴らしい品質の葡萄が出来たことで本格的に導入するに至りました。


❦ 醸造

果汁は重力によって移動させており、ポンプは使用しないため、果汁へのダメージは最小限に留めています。低温でマセ レーションを行い、半分は樽を使用し、もう半分はセメントのタンクによって発酵を行っています。熟成は、25%は新樽、75% は1~2年の中古樽を使用し12ヵ月間行っております。