Château Patache d'Aux
シャトー・パタッシュ・ドー
❦ 詳細・歴史
シャトー・パタッシュ・ドーはドメーヌ・ラパリュが所有するシャトーの1つで今日ジャン・ミシェル・ラパリュによって運営されています。
シャトー・パタッシュ・ドーは元々1632年シュヴァリエ・ドーによって設立されたシャトーでボルドーの多くのシャトー同様にフランス革命によって押収され、オークションに掛けられました。最終的にクロード・ラパリュと隣シャトーのシャトー・トゥール・ド・ビィを所有するギィ・パージュによって購入されます。
ジャン・ミシェル・ラパリュは幼い頃をチュニジアで過ごし、国の動乱とともにフランスに移住します。10代にして既にワイン業界で働く事を決めており、ボルドー大学に入学。ペイロー教授とリベロー・ギャヨンから醸造学を教わります。1980年に卒業後、1992年に父親の所有するシャトー・パタッシュ・ドーを引き継ぎました。
ジャン・ミシェルの代になっても安定して高品質なワインを造り続けている事からギド・アシェットで毎年のように星を獲得。ベタンヌ&ドゥソーヴでも1ツ星を獲得しています。
❦ 畑
砂利混じりの粘土石灰質土壌の畑70haにはカベルネ・ソーヴィニヨン60%、メルロー30%、カベルネ・フラン7%mプティ・ヴェルドー3%が栽培されており平均樹齢は40年弱。
❦ 醸造
木製、セメント、ステンレスタンクを併用して発酵。新樽率33%のフレンチオークで12ヶ月熟成の後に瓶詰めされます。