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Château Malescot Saint-Exupéry

シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリ

シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリの写真1 シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリの写真2 シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリの写真3
URL http://www.malescot.com
設立
本拠地 Margaux(マルゴー)
当主 Jean Luc Zuger(ジャン・リュック・ズジェール)
畑の総面積 24.5ha


❦ 詳細・歴史

シャトー・マレスコ・サン・テグジュペリはメドック格付け3級に角づけられているマルゴーのシャトーでその歴史は1616年まで遡る事が出来ます。
1697年にシモン・マレスコの手に渡り、ボルドーの伝統に従って名前をシャトー・マレスコへと変更。その後いくつかの所有者を経て1827年サン・テグジュペリ公爵の手に移ります。サン・テグジュペリ伯爵がマレスコと同様自らの名前を入れた事から今日のシャトー・マレスコ・サン・テグジュペリの名前が完成しました。サン・テグジュペリは妻の持参金のおかげもあり拡大を続けましたが、サン・テグジュペリが亡くなってからは負債もあって1853年にフルカド家へと売却。フルカドは近隣のシャトーの畑を加え更なる拡大に務めましたが、またしてもフルカドの死後は所有者を転々とします。
そのうちのボイサック家は先見の明があり、1870年重力システムを導入した最初のボルドー・ワイナリーとなりました。

今日の所有者であるズジェール家所有となったのは1955年、当時のマレスコ・サン・テグジュペリはたった7haしかない程縮小していました。その後10年の間に80%の植え替えが行われた為ブドウが本来の実力を発揮するまで多くの時間を必要とします。1994年にジャン・リュック・ズジェールが引き継ぎ、ブドウが本来の実力を発揮する寿齢にまで達すると不安定だった品質が急激に向上。マルゴーらしいエレガンスを有した魅力的なワインを生み出しています。


❦ 畑

マルゴー村らしい砂利質土壌ながら他の畑に比べて石灰の多い土壌に23.5haを所有。樹齢35年になるカベルネ・ソーヴィニヨン50%、メルロー35%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド5%が栽培されています。


❦ 醸造

サイズの異なるコンクリート・タンクとステンレス・タンクを併用して発酵。マロラクティック発酵は様々な容器を用います。ヴィンテージに応じて新樽率80〜100%のフレンチオークで14〜16ヶ月熟成して瓶詰め。