Château Paveil du Luze
シャトー・パヴェイユ・ド・リューズ
❦ 詳細・歴史
シャトー・パヴェイユ・ド・リューズは1862年バロン・アルフレッド・ド・リューズが購入して以来リューズ家によって運営されています。
ド・リューズ家はボルドーのワイン地域でネゴシアンとして成功を収めた長い歴史を持つ名門。シャトー・パヴェイユ・ド・リューズはその名の通りド・リューズ家の名前がシャトーに入っています。購入当初120haの畑を所有していましたが、その後大部分は売却され、現在の所有面積に縮小されました。
1973年には畑の面積は10haになり、畑は荒廃していましたが、ゆるやかに確実にブドウの植え替えが行われ購入当初の畑の状態に戻ります。
2004年にはシャトーの代替わりが行われ翌年2005年からはワインセラー、シャトー、醸造設備の大きな改装が行われました。
次の大きな動きとして2010年より畑の管理、ワイン造りに、かの有名なコンサルタント、ステファン・ドゥルノンクールを招集。
現当主バロン・フレデリック・ド・リューズはクリュ・ブルジョワ連盟の会長を務めています。
セカンド・ワインはシャトー・ド・ラ・コスト。
過去にはランクロ・デ・バルネという名で売られていました。
比較的高価なマルゴーのアペラシオンの中で買い求めやすい価格帯の素晴らしいボルドーワインです。
またシャトー・パヴェイユ・ド・リューズは2006年ヴィンテージより、アペラシオン・マルゴーの外で造るポン・ルージュ・デュ・パヴェイユをACボルドーとしてリリースしています。
❦ 畑
32haにもなる単一の大きな区画の畑を所有しており、頁岩まじりの砂利質土壌にカベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロー30%、カベルネ・フラン5%が栽培されています。密植度は7000本/ha。
収穫は機械摘みで行います。
❦ 醸造
150ヘクトリットルと小さなステンレスタンク(温度管理付き)で醸造。フレンチオーク(新樽30%)で12ヶ月熟成の後にボトリング。