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Château de Lussac

シャトー・ド・リュサック

シャトー・ド・リュサックの写真1 シャトー・ド・リュサックの写真2 シャトー・ド・リュサックの写真3
URL www.chateaudelussac.com/
設立 1876年
本拠地 Lussac Saint-Émilion(リュサック・サン・テミリオン)
当主 Hervé & Griet Laviale – Van Malderen(エルヴェ & グリエ・ラヴィアル・ファン・マルデレン)
畑の総面積 25ha


❦ 詳細・歴史

シャトー・ド・リュサックはサン・テミリオン地区の衛星都市の1つであるリュサック・サン・テミリオンに位置しています。設立は1876年と古い歴史がありますが、シャトー・ド・リュサックの近代史は2000年にエルヴェ&グリエ・ラヴィアル・ファン・マルデレン夫婦によって購入された事に始まります。
エルヴェ氏は15年間RTLのジャーナリストとして、グリエ女史は父親の所有するベルギーのグループ会社で働いており、ワイン業界との関わりはありませんでしたが、父親のボルドー・ワインへの情熱からこのシャトーを購入し、ワイン造りを開始します。
サン・テミリオンに似た土壌という優れた立地条件を武器に高品質なワインが造られていることから価格の割に評論家たちの評価も高く、お買い得なボルドー・ワインと言えるでしょう。


❦ 畑

シャトーは日当りが良く排水性の高い30haの畑を所有しています。畑の構成は粘土石灰質が3分の2を占め、残りはシルト混じりの粘土質土壌といったサン・テミリオンに良く似た土壌を持っています。30haのうち25haでブドウ栽培が行われていますが、栽培はグラン・クリュ・クラッセに格付けされているシャトー同様、区画ごとにリュット・レゾネで行っています。ブドウの比率はメルローが高く77%、カベルネ・フランが23%。樹齢は30年で密植度は5500本/haです。


❦ 醸造

成熟度に応じて機械と手作業の2回選果を行います。
5日間12℃で発酵前マセラシオンを行い、発酵は温度管理付きのステンレスタンク。発酵後のマセラシオンは10日間28℃で行われ、マロラクティック発酵は3分の1が新樽で残りはタンク。
熟成はフレンチオークで12〜14ヶ月。新樽は50%で一年使用樽が30%、残りが2年使用樽を使用しています。