LINEで送る

Château Quinault L'Enclos

シャトー・キノー・ランクロ

シャトー・キノー・ランクロの写真1 シャトー・キノー・ランクロの写真2 シャトー・キノー・ランクロの写真3
URL http://www.chateau-quinault-lenclos.com/fr-WW/estate
設立
本拠地 Saint-Emilion(サン・テミリオン)
当主 Bernard Arnault & Albert Frère(ベルナール・アルノー & アルベール・フレール)
畑の総面積 20ha


❦ 詳細・歴史

シャトー・キノー・ランクロはリブルヌに位置していますがアペラシオン・サン・テミリオンの一部とは見なされていませんでした。実際に1973年まではシャトー・キノー・ランクロはサン・テミリオンの衛星都市サーブル・サン・テミリオンとされています。
シャトーは1997年アラン・レイノーの手に移った事により一新。シャトーは
改修、ブドウも植え替えられ、今まで機械摘みだったブドウは手摘みで収穫されるようになりました。
2008年にはシャトー・シュバル・ブランを所有しているベルナール・アルノー&アルベール・フレールに売却。今日シャトー・キノー・ランクロはピエール・リュルトンとシュヴァル・ブランのチームによって運営されています。ベルナール・アルノー&アルベール・フレールによって購入された後2009年ヴィンテージからはオーガニック農業に切り替えました。

アラン・レイノー時代のキノー・ランクロは熟した甘味が特徴的なしなやかな若飲みに向いたワインでしたが、シュヴァル・ブラン・チームになってから樽は控えめでより純度の高いフレッシュなものに変わりました。そのためアラン・レイノー時代より熟成に向いています。


❦ 畑

砂礫、砂質土壌に20haを所有し、メルロー83%、カベルネ・フラン12%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%が栽培されています。
以前はマルベックも栽培されていましたが今日ではマルベックは引き抜かれメルロー種が多く栽培されています。キノー・ランクロのブドウの樹齢は古く平均して50年近いブドウが植えられていますが中には1934年に植樹されたものも存在しています。リブルヌに近いブドウ畑の為、サン・テミリオンより暖かいミクロ・クリマを有し、他のシャトーに比べて収穫が早まる事もしばしば見受けられます。


❦ 醸造

発酵は木製タンク、マロラクティック発酵は樽の中で行われ、新樽50%のフレンチオークを使い18ヶ月熟成。