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Château Valandraud

シャトー・ヴァランドロー

シャトー・ヴァランドローの写真1 シャトー・ヴァランドローの写真2 シャトー・ヴァランドローの写真3
URL www.chateau-valandraud.fr/
設立 1989年
本拠地 Saint-Emilion(サン・テミリオン)
当主 Jean Luc Thunevant & Murielle Andraud(ジャン・リュック・テュヌヴァン & ムリエル・アンドロー)
畑の総面積 10ha


❦ 詳細・歴史

シャトー・ド・ヴァランドローはジャン・リュック・テュヌヴァンとムリエル・アンドローの夫妻が所有。ジャン・リュック・テュヌヴァンはワイン造りを行う前はボルドーのワイン商で成功を収めています。全ては1989年にムリエルがシャトー・パヴィ・マカン、シャトー・ラ・クロットに隣接する0.6haの畑を購入した事から始まりました。
ヴァランドローはその名前を場所と個人名からとっており、最初のValはブドウが植わっているVallon de Fongabanから、次のAndraudはムリエルの名字から来ています。
シャトー・ド・ヴァランドローと言えばかつて一世を風靡したシンデレラ・ワインの1つという印象がどうしても強いですが現在でもその品質の高さは衰えておらず高い評価を得ており2012年には異例のスピードでサン・テミリオンの格付けにおいてプルミエ・グラン・クリュ・クラッセBを獲得しています。
かつての高騰が見られない現在こそお買い得なワインなのかもしれません。


❦ 畑

ヴァランドローはサン・テミリオンの0.6haという小さな畑からスタートしましたが年々畑を購入し続け、今日では所有面積は10haにも上ります。
赤白ともに製造しており、サン・テミリオン内の様々な場所に畑を所有しています。またヴァランドローはボルドーでも数少ない5つの黒系品種(カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、メルロー、プティ・ヴェルドー、マルベック、カルメネール)を栽培している生産者の一人で白ワイン用のブドウにはソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ソーヴィニヨン・グリが栽培されています。
所有する10haのうち8haが赤ワイン用でメルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%、残りでマルベック、カルメネールを栽培。


❦ 醸造

選果は手摘みで収穫の際に行った後、醸造所でも除梗前に行われます。
発酵は温度管理の出来る木製樽、ステンレス及びコンクリートタンクで行います。この種類はワインによって使用するものが変わります。フレンチオークでマロラクティック発酵を行った後新樽100%でヴィンテージの個性や品質に応じて18〜30ヶ月熟成を行います。