Château Petit Bocq
シャトー・プティ・ボック
❦ 詳細・歴史
シャトー・プティ・ボックはスケ家によって1971年に設立されたメドックで最も新しいシャトーの1つで設立当初は2haの畑を所有していました。
ファースト・ヴィンテージはメドックでは困難だった1972年。
その後、1993年にデュクリュ・ボーカイユのセラーマスターを勤めていた当時スケ家当主フランソワ・スケによって現在のガエタン・ラニョーに売却されます。ガエタン・ラニョーは数年に渡って畑を拡大し続けるとともにセラー、ワイナリーを建築します。
ワイナリーが出来るまでは近隣のシャトー、シャトー・ド・ペズのワイナリーで製造されていました。
シャトー・プティ・ボック以外にも当主ファミリーの名前を冠したラニョー・ア・ポイヤックというワインも製造しており、こちらはポイヤック村にある畑のメルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンから造られています。
❦ 畑
現在18haを所有しており、メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン49%、カベルネ・フラン1%が栽培されています。
サン・テステフにしてはメルロー比率が高いですがこれでもメルローは減少しており、カベルネ・ソーヴィニヨンが近年増加傾向にあります。
加えて2015年からは畑に3%程プティ・ヴェルドが植えられました。
土壌は砂、粘土、砂利の混じった土壌でブドウの平均樹齢は38年。
❦ 醸造
シャトー・プティ・ボックは温度管理の出来る25〜102ヘクトリットルのステンレスタンクで醸造、新樽40%のフレンチオークで12ヶ月熟成の後に瓶詰めされます。