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Maison Boîteau

メゾン・ボワトー

メゾン・ボワトーの写真1 メゾン・ボワトーの写真2 メゾン・ボワトーの写真3
URL
設立 2014年
本拠地 Charente(シャラント地⽅)
当主 Jullien Boîteau(ジュリアン・ボワトー)
畑の総面積
資料提供 VIVIT


❦ 詳細・歴史

メゾン・ボワトーは2014年に、シャトー・マルゴー現栽培長ジュリアン・ボワトーによって設立されました。メゾンの目的はボルドーに隣接するシャラント地方の石灰岩の丘陵斜面で栽培されたブドウから偉大なグラン・ヴァンを造ること。2014ヴィンテージからワイン造りを始めた新進気鋭のメゾンですが、既に本国のブリストル、クラレンス トゥール・ダルジャンなどのグラン・メゾンで採用されている他、カーブ・ルグランやタイユヴァンなども取り扱いを始めています。


❦ 畑

メゾン・ボワトーでは白亜紀の石灰岩土壌のコート(斜面)で栽培されているブドウのみを選別しています。このテロワールに最も適した2つの品種、シャルドネとメルローを選び、栽培を行っています。ミクロ・ネゴスの中には栽培に関与しないネゴスもありますが、メゾン・ボワトーは、一年を通してメゾンのスタッフが栽培を厳格に管理しています。栽培はビオロジックで、畝の間に下草を生やし、土は耕耘を行っています。畝の向きは太陽の光を最大限に享受できるように南北に走っています。剪定法はギヨ・サンプルで新芽は5から6つ残します。厳格な芽かきを行い、徒長枝の取り除きや、夏場には必要に応じて除葉を行います。シャラント地方はボルドーよりも冷涼な気候で、地質はシャンパーニュやシャブリと同じ起源に由来しています。


❦ 醸造

メゾンでは栽培区画0.06~1haの小さな区画のみを選んでいる。このため手掛けるのは総生産量が800~3000本のミクロキュヴェのみ。メゾン・ボワトーはオリヴィエ・バーンスタインのように一年を通してメゾンのスタッフが栽培を厳格に管理し、リュー・ディを表現したオート・クチュールなワイン造りを行っている。手掛けているのはシャルドネとメルローの2種類のキュヴェのみ。販売先は、フランス国内の高級レストランとファインワインショップのみ。パリのル・ブリストル内にあるミシュラン三ッ星のエピキュール、オー・ブリオンのオーナー経営のレストラン ル・クラレンス、トゥール・ダルジャンなどのグラン・メゾン。パリのカーブ・ルグランやタイユヴァンなど。海外への輸出は今回の日本が初めてになります。
地価の高騰したブルゴーニュでは、オリヴィエ・バーンスタインやマーク・ハイズマなどのミク ロ・ネゴス(マイクロ・ネゴシアン)が台頭している。これらミクロ・ネゴスの特徴はテロワール を表現するワインを少量⽣産するということだが、今度はボルドーにもミクロ・ネゴスが登場し てきた。シャトー・マルゴーで2004 年から栽培⻑を務めているジュリアン・ボワトーのプロジェ クト“メゾン・ボワトー”がそれだ。メゾンの目的はボルドーに隣接するシャラント地⽅の⽯灰 岩の丘陵斜⾯で栽培されたブドウから偉⼤なグラン・ヴァンを造ること。2014 ヴィンテージ からワイン造りを始めたが、既にブリストル、クラレンス トゥール・ダルジャンなどのグラン・メゾ ンで採用されている他、カーブ・ルグランやタイユヴァンなども取り扱いを始めている。