Charly Thevenet
チャーリー・テヴネ
URL |
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設立 |
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本拠地 |
Régnié(レニエ) |
当主 |
Charly Thevenet(チャーリー・テヴネ) |
畑の総面積 |
3ha |
資料提供 |
TERRAVERT |
❦ 詳細・歴史
チャーリー・テヴネの父ジャン・ポール・テヴネは、マルセル・ラピエール、ギィ・ ブルトン、ジャン・フォアイヤールと4人で「ボジョレーのギャング・オブ・フォー」とワインアドヴォケイト誌に呼ばれていました。
そのジャン・ポールの息子チャーリー・テヴネは、父親と共に働きながらワイン造りを勉強していました。
4世代にわたり、テヴネファミリーは、ボジョレーの中心にあるヴィリエ・モルゴンに拠点を置いています。
父親以外のワイン造りも学ぶ為に、ブルゴーニュ、ロワール、イタリア、そしてマルセル・ラピエールで働き、 2007年遂に自分のワイナリーを立ち上げる。
❦ 畑
レニエは花崗岩の上を砂質が覆っていて、標高は250mながら南東を向いていてモルゴンより冷涼な区画。花崗岩層まで根を伸ばせばミネラルをしっかり吸収し、モルゴンとは違う繊細で伸びのあるワインに仕上がる。彼の2 つの畑は1932年と1946年に植えられた平均樹齢80年の区画で合わせて3ha。砂質と酸化した鉄を含むピンクの花崗岩が多く含まれている。
❦ 醸造
ビオディナミで健全化された畑は雑草で覆われ、樹齢80年を超えるゴブレ仕立のガメイの収量は非常に少ない。手作業で収穫し、野生酵母のみで発酵。色々な野生酵母を活動させる為に低めの温度から発酵を開 始する。
収穫後は葡萄を10度まで冷やして3日間置くことで発酵温度を低くする。これによって複雑味も出て、フィネスのあるワインになる。
発酵は全房で伝統的セミ・マセラシオン・カルボニック。大型の開放桶で発酵後、古いバリックに入れて1年熟成。バトナージュは最小限に抑え、澱の過度な影響を与えない。ボトリング前に極少量の酸化防止剤を使用する。ノン・フィルター。
生産量は 14,000本。ジャン・ポールの古典的なワインとは異なり、レニエらしい躍動感に溢れるミネラルを味わえる貴重なワイン。