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Château Cambon

シャトー・カンボン

シャトー・カンボンの写真1 シャトー・カンボンの写真2 シャトー・カンボンの写真3
URL http://saviosoaresselections.com/domaine-3/
設立
本拠地 Brouilly(ブルイイ)
当主 Jean-Claude Chanudet, Geneviève(ジャン・クロード・シャヌデ、ジュヌビエーブ)
畑の総面積 13ha
資料提供 TERRAVERT


❦ 詳細・歴史

2010 年秋、60 歳の若さで他界した「マルセル・ラピ エール」。彼の訃報はボジョレー地区だけでなく世界 各国の醸造家、ワイン愛好家を悲しませた。

『ワインに対するあらゆる化学を知ることで、あらゆ る化学からワインを守る』

これは「マルセル」の言葉であり「ジュール・ショヴェ」 の教えだった。この言葉から全てが始まった。 「アンリ・フレデリック・ロック」「フレデリック・コサール」、 「マルク・アンジェリ」「フィリップ・パカレ」「ピエール・ブ ルトン」…。 「マルセル」に影響を受けた造り手達は各地域で自 然なワイン造りを追求。大きなムーヴメントとなってい った。 「マルセル」は「ジュール・ショヴェ」の最も近くにいた 人であり、伝達者だった。そして偉大な人格者だっ た。だからこれだけ多くの造り手が賛同した。

『1981 年からボルドー液以外の薬剤は一切排除し た。必要に応じて極僅かな植物由来の堆肥を撒く だけ。大きな決断だった』


❦ 畑

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❦ 醸造

区画毎に収穫された葡萄は木製、ホーロー等色々な大きさの発酵槽に投入。一晩置かれる。

発酵は野性酵母のみでゆっくりと始まる。炭酸ガスを利用した「セミ・マセラシオン・カルボニック」。嫌気 的環境でガメイの純粋さを抽出していく。品種由来 の個性を大切にしている。     

『ボジョレーでは 71B 培養酵母が使われることが多い。この酵母がバナナのような一般的なボジョレー の香を作る。僕等は絶対に使わない』

軽やかさ、純粋さ、そして華やかさを「ボジョレー」に は求めている。それにはセミ・マセラシオン・カルボニ ックが必要。肩肘張らない日常の楽しさがある。