Jean Max
ジャン・マックス
❦ 詳細・歴史
ボージョレー最南部Charnay(シャルネイ)。
私は幼い頃から季節ごとのサイクルを持つこの村の農業に育まれてきました。これらの思い出もあり、私はこの社会のダイナミズムを継承し、地域の文化である農業を促進したいと考えるようになりました。これまで私は他人から何かを受け取り、自然の学習者として自らを位置付けていました。私は“継承”という考え方がとても好きです。
醸造学を学んだあと、チリではRoberto Henriquez(ロベルト・エンリケス)という造り手に師事しました。パイスの軽やかな赤ワインやセミヨンの醸しを経験、故マルセル・ラピエールの弟子であるLouis Antoine Luyt(ルイ=アントワンヌ・リュイット)にも学び、少量のブドウ栽培であっても丁寧に仕上げていくという道を見出しました。フランスに戻り、Bret Brothers(ブレット・ブラザーズ)のDomaine la Soufrandiere(ドメーヌ・ラ・スフランディエール)で技術面での完璧な醸造を学びました。
2018年にネゴシアンを立ち上げブドウを取得しました。私は寛大なヴィニュロン達に追随する機会を持てたことを誇りに感じています。Thillardon(ティラルドン)、Saint Cyr(サン・シール)、Texier(テクシエ)、Metras(メトラ)、そしてBret(ブレット)皆の家族に深く感謝しています。自分の仕事を信じることが出来るようになったのです。
2020年、Charnay(シャルネイ)の粘土石灰質土壌の畑を手に入れることが出来ました。
夕日を浴びる樹齢70年のブドウの樹。
2021年には非常に冷涼なテロワールを持つRivolet(リヴォレ)の0,8ヘクタールの畑。2022年にはLachassagne(ラシャサーニュ)にシャルドネ1ヘクタール、ガメイ2ヘクタールの畑も手に入れました。ハード面での目標は達成出来たので次はソフト面を調整するだけです。収穫量30HL/HAを基準に畑を整えていきます。
非常に伝統的な手法を踏襲しています。破砕を最小限に抑えるために15kgの箱で収穫、純度が高く柔らかく抽出できる垂直式の木製プレス。重力による果汁の移動。果汁は酸化させないよう細心の注意を払います。
善意に満ちた丁寧な作業こそがワインにフィネスを与えるのです。
❦ 畑
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❦ 醸造
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