Domaine du Petit Pontigny
ドメーヌ・デュ・プティ・ポンティニィ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・デュ・プティ・ポンティニーはジャン・エ・セバスチャン・ドーヴィサのセカンド・ラベル。エチケット、ドメーヌ名は異なりますが造り手、醸造方法に違いは有りません。
先代であるジャン・ドーヴィサは著名なヴァンサン・ドーヴィサの先代ルネとは従兄弟にあたるドーヴィサ一族のドメーヌで、1963年より限定的にドメーヌ元詰めを開始。1978年〜1979年に年産3000本まで増やします。その後もジャン・ドーヴィサの管理のもと、ネゴシアンへの販売を止め、総生産量を50000本まで増やすとともに品質を向上させ、ドメーヌの名声を高めます。残念ながら数年前にジャンは不慮の事故により早すぎる死を迎えましたが、今日では息子のセバスチャンと妻のエヴリン・ドーヴィサによってジャンの頃の伝統を守り生産が行われています。
❦ 畑
ドメーヌが所有する畑は合わせて10ha弱。グラン・クリュは南向き、プルミエ・クリュは南東向き、村名は北西向きの斜面に畑を所有しています。
収量はヴィンテージ、ブドウの寿齢によって大きく変化しますが村名では60hl/ha、プルミエ・クリュで45〜50hl/haに抑えられており、寿齢65年以上のブドウが大部分を占めるヴァイヨンではしばしば25hl/haを下回ります。
他の畑の寿齢は25〜40年程。
❦ 醸造
最新鋭の醸造設備が備わっており、村名とプルミエ・クリュは大部分がステンレスタンクで発酵、熟成。ヴァイヨンとプリューズは部分的に新樽率25%のフレンチオークで発酵を行います。瓶詰めは収穫から18〜20ヶ月後。