LINEで送る

La Chablisienne

ラ・シャブリジェンヌ

ラ・シャブリジェンヌの写真1 ラ・シャブリジェンヌの写真2 ラ・シャブリジェンヌの写真3
URL https://chablisienne.com/
設立 1923年
本拠地 Chablis(シャブリ)
当主 ()
畑の総面積
資料提供


❦ 詳細・歴史

 シャブリと正面から向き合い、シャブリのテロワールを表現し続けているラ・シャブリジェンヌ。現在およそ300名ほどの組合員からなる生産者協同組合です。設立は1923年、当時経済危機に直面したシャブリ地区の生産者たちが創設しました。

その後、より高品質で独自のスタイルを持ったワインの生産に注力するため、シャブリジェンヌが主体となって収穫を行い、組合員からはワインではなくマストの形で受ける体制を構築。この手法が今日のシャブリジェンヌの特徴を決定づけており、彼らのシャブリが名声を集める基盤になっています。

現在ではシャブリ全体の1/4程度を生産する恵まれた環境とテロワールへの飽くなき探求心から、シャブリを代表する最良の生産者協同組合として知られています。


❦ 畑

ブドウ栽培は、全組合員がラ・シャブリジェンヌ社の定める方針に沿って行うよう厳格な指導がなされ、リュット・レゾネの原則に従ったブドウ栽培をしています。
土壌やブドウの樹の質を大切にし、細やかな手入れを怠らないことが大事。またラ・シャブリジェンヌには専門の栽培チームがあり、実際に毎日畑まで出向いて農家と栽培について話し合います。自社で畑の状態を完璧に把握している、これこそがラ・シャブリジェンヌが最良の生産者協同組合と評される秘密です。


❦ 醸造

収穫日はブドウの成分分析と試食によって区画毎に決められています。また、協同組合の農家が栽培しているブドウは全てシャブリジェンヌが買い取ることによって、より高品質なブドウを安定して手に入れることが可能になります。

また、最大の特徴は収穫されたブドウは組合員によってできるだけ早く圧搾され、マスト(ブドウ果汁)の状態でワイナリーまで運ばれること。そうすることで、ブドウ果実のまま移動させるよりも品質の劣化が少ないようにしています。そのために組合員は空気式圧搾機を一軒に一台、もしくは数軒で一台所有しています。