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Thierry Richoux

ティエリー・リシュー

ティエリー・リシューの写真1 ティエリー・リシューの写真2 ティエリー・リシューの写真3
URL
設立 1965年
本拠地 Irancy(イランシー)
当主 Thierry Richoux(ティエリー・リシュー)
畑の総面積 20ha


❦ 詳細・歴史

ティエリー・リシューはブルゴーニュ北部ヨンヌ県にあるアペラシオン、イランシーに本拠地を構える家族経営のドメーヌ。
1610年よりブドウ栽培に携わってきた長い歴史を持つリシュー家、まだイランシーのアペラシオンが設立されていない頃から既に父ジャン=クロードはこの地に置けるブドウ栽培の先駆者として知られており、アペラシオン制定にも携わる等尊敬を集めていました。実際その卓越した栽培技術はヴァンサン・ドーヴィサの所有するイランシーの畑の栽培も手掛ける程です。
1979年にティエリー・リシューが参入すると父親の代よりもテロワールの表現に注力するため、天候が不安定な北の産地としては珍しく有機栽培を取り入れ品質の向上に努めています。
またリリースに際しては最新ヴィンテージではなく、飲み頃を迎えたものからリリースしてくれる今時では珍しい良識的な生産者です。


❦ 畑

今日では20haの畑を所有。2000年より除草剤の使用をやめ、有機栽培へと転換しています。所有する畑の中でも日当りの良い区画を厳選しイランシー・ルージュを生産。優れたヴィンテージには2つのシングル・ヴィンヤード・キュヴェを生産しています。


❦ 醸造

選果を施しながら手摘みで収穫し、更に選果台で2度目の選果を行います。
ブドウは完全除梗され、ステンレスタンクで発酵。ステンレスタンクで1年間熟成させた後、更にフードルで1年間熟成させます。