LINEで送る

Domaine Cordier Père & Fils

ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィス

ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィスの写真1 ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィスの写真2 ドメーヌ・コルディエ・ペール・エ・フィスの写真3
URL http://www.domainecordier.com
設立
本拠地 Fuissé(フュイッセ)
当主 Christophe Cordier(クリストフ・コルディエ)
畑の総面積 30ha
資料提供 Firadis


❦ 詳細・歴史

1930年代に創業されたコルディエ。マコネ地区の老舗であり、その牽引者としての役割は偉大である。ブルゴーニュ・ワイン専門誌『ブルゴーニュ・オジュルデュイ』で、2005年のブルゴーニュNo.1のヴィニュロンに選ばれるなど、その名は広く知られ、ラフォン、ルフレーヴを始め、近年マコネ地区に注目し生産を開始したブルゴーニュ屈指の生産者でさえも、教えを請いに彼の元を訪れる。

現在の当主、1967年生まれのクリストフ・コルディエは大変意欲的で、1995年から数多くのキュヴェに分けて販売し、マコネの細やかなテロワールを表現することに注力している。彼が手がけるワインは、ブドウが最良の状態に熟成するまで収穫を遅らせるため完熟した味わいが特徴的で、ブドウが育まれた環境を如実に物語っている。低収量のブドウから生み出されるワインは時としてコート・ド・ボーヌのグランクリュ・クラスをも凌駕する。

またワインへの情熱溢れるクリストフは、『メゾン・クリストフ・コルディエ』の名前で小さなネゴシアン業もスタート。ドメーヌで所有する畑以外のワインも手掛けたいという思いが新しい挑戦の始まりとなった。従って単に瓶詰めするだけのネゴシアンではなく、優れたテロワールを持つ信頼する栽培者の最上のパーセルのみをブドウの段階で買い付け、クリストフ自身が醸造を行う。もちろん栽培にも深く関わり、ドメーヌ物とまったく引けのとらない卓越した品質のワインを生み出している。


❦ 畑

土壌 石灰、黄土、粘土

栽培方法 グイヨ仕立て。ブドウ栽培にはリュット・レゾネを採用。畑は緑に覆われている。「機械にはそれなりの利点はあるが、ブドウにとっては人の手の方が好ましい」という信念のから、除葉はもちろん、収穫も手作業。収量は極めて低く、ブドウが最良の状態に熟成するまで収穫を遅らせる。


❦ 醸造

醸造方法 空気圧で圧搾後、木製の発酵桶もしくはステンレスタンクで自然酵母を用いてアルコール発酵。マロラクティック発酵と熟成は澱引きせずに行う。清澄はしないが、軽くフィルターを掛ける。
メディア掲載 『ブルゴーニュ・オージュルデュイ』・・・2005年度ブルゴーニュ最優秀ヴィニュロンに選出