Dosnon
ドノン
❦ 詳細・歴史
ドノン(元ドノン・エ・ルパージュ)はコート・デ・バールのアヴィレ・リンジェ村に本拠地を構えるマイクロ・メゾンで、キンメリジャン土壌のコート・デ・バールのテロワールを活かした独自のシャンパーニュを生産しています。
ブルゴーニュのロシニョール・トラペ、シャンパーニュのセルジュ・マチューとムタールで修行したダヴィ・ドノンとその友人シモン・シャルル・ルパージュによって2007年にファースト・ヴィンテージをリリースするとシャンパーニュの新星を求めるレストランやバイヤーたちの間で注目を集めます。
今日ではシモン・シャルル・ルパージュはメゾンの経営を抜けメゾン名をドノンに変更しましたが、この地のテロワールを表現したブルゴーニュ・スタイルのシャンパーニュは変わらず高い人気と評価を獲得しています。
❦ 畑
アヴィレ・リンジェの2haの畑はシャンパーニュでは珍しい有機栽培に寄る管理が行われ、残りのブドウも志を同じくする近隣の栽培農家から購入していますが、有機を盲目的に信じている訳ではなく状況に応じて柔軟に対応を変えています。
❦ 醸造
キンメリジャン土壌を活かす為に醸造はブルゴーニュ・スタイルを用い、発酵は野生酵母を用い、228リットルの古樽で行います。これによりフィネスやフレッシュ感を損なう事なく複雑さを加え、よりバランスの取れたスモーキーなキャラクターが加えられます。
ワインのキャラクターに応じてマロラクティック発酵を施し、228リットルの古樽で熟成。リザーヴワインの使用は30〜40%で熟成期間は最低24ヶ月以上。