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Dhondt Grellet

ドント・グルレ

ドント・グルレの写真1 ドント・グルレの写真2 ドント・グルレの写真3
URL
設立 1986年
本拠地 ()
当主 Adrien Dhondt(アドリアン・ドント)
畑の総面積 6ha
資料提供 Firadis


❦ 詳細・歴史

ドン・グルレは自社畑、自社醸造を数年来続けるドメーヌで、コート・デ・ブランの中心に位置している。大地に敬意を払いながら畑を育て、テロワールからのメッセージをできるだけ反映した最良でバランスの取れたシャンパーニュを生み出す事を心掛ける、職人的シャンパーニュ生産者。現当主のアドリアン・ドンはボルドーのワイナリーで働いた後、21歳で家業を引き継ぎ、両親やブルゴーニュに住む友人達から学んでいった。彼は「情熱が私達の仕事であり、他にないユニークな知識を提供したいと考えている。自由気ままに育っていくブドウに寄り添う事、これはシャンパーニュというアペラシオンの豊かさを将来の世代が誇れるようにするための私達の義務だ。」と語っていた。

ブドウ栽培については、当初ビオディナミを導入していたたが、ビオディナミのみに従う事を徐々に減らし、現在は土壌の活性化にフォーカスを当て、畑が自然に豊かになっていくように心がけている。6ヘクタールのブドウ畑は、主にコート・デ・ブランのグラン・クリュとプルミエ・クリュに位置している。クラマン、シュイイ、キュイだけでなく、シャルドネはセザンヌにも畑を所有し、ピノ・ノワールの1大産地でもあるグラン・マルヌ渓谷のアヴネ・ヴァル・ドールでも栽培をしている。主に作業のしやすい、とても軽い石灰岩土壌から成る丘の中腹に位置し、南東向きの素晴らしい立地からの恩恵を受けている。平均樹齢は40年で古樹も多く所有、それらは下層土から来るフレッシュさをワインに伝えている。ブドウは手作業で収穫、選果し、 完璧な品質を保証するために健康的なブドウのみを収穫している。


❦ 畑

Not Available...


❦ 醸造

醸造については、先代のステンレスタンクを使用をアドリアンの代になってオーク樽の使用も始めた。彼はブルゴーニュワインの大ファンであり、そして自然の素材を使用することが好きだからだそう。天然の糖分の果汁で醸造するため、最適な熟度でぶどうを収穫し、その後、ワイナリーに運ばれたブドウは区画ごと、ブドウごとにプレス、樽とステンレスタンクに分けて醸造する。アルコール発酵は個々のブドウの天然酵母で実施、テロワールをワインに正しく伝えるメッセンジャーの役割を果たしていると彼は語る。
ドント・グルレはかつて『シャルトーニュ・タイエ』が一躍脚光を浴びた時と同じように、今世界中のワインジャーナリスト・愛好家が最も注目するシャンパーニュ生産者の一人。これからあっという間にスターダムにのし上がり、その作品は入手困難を極めるはず・・・。