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J.L. Vergnon

ジャン・ルイ・ヴェルニョン

ジャン・ルイ・ヴェルニョンの写真1 ジャン・ルイ・ヴェルニョンの写真2 ジャン・ルイ・ヴェルニョンの写真3
URL http://www.champagne-jl-vergnon.com/
設立 1950年
本拠地 Mesnil sur Oger(メニル・シュル・オジェ)
当主 Monique Vergnon-Charlemagne(モニク・ヴェルニョン=シャルルマーニュ)
畑の総面積 5.3ha


❦ 詳細・歴史

ジャン・ルイ・ヴェルニョンはコート・デ・ブラン、メニル・シュル・オジェに本拠地を構える家族経営のレコルタン・マニピュラン。
元々はルニョー・フレールというワイン商が所有していた畑を1950年ジャン・ルイ・ヴェルニョンが再構築することによって設立。
ジャン・ルイ・ヴェルニョンは高品質なシャンパーニュ造りの為に自社詰めを決意しますが、1977年に長男ブリュノが亡くなったため1979年に次男アランが戻ってくるまで一時中断。1985年にようやく自社詰めをスタートさせると、1987年のギド・アシェット誌でいきなり”Coup de Coeur”(最も心に残るワイン)を獲得、一躍その名が知れ渡ります。
2002年より醸造責任者を務めることになったクリストフ・コンスタンの元、栽培を更に改善。ブドウの完熟を待って収穫を行うことでマロラクティックを行わずとも少量のドザージュのみでの生産を可能にし、表現力豊かなシャンパーニュを生産することに成功します。
友人であるアンセルム・セロスやパスカル・アグラパールとは方向性は違うもののコート・デ・ブランらしい伸びやかな酸とミネラルを有したシャンパーニュはステファン・タンザーやアントニオ・ガローニなど評論家から高く評価されており、シャンパーニュ評論の第一人者リチャード・ジューリンからは4つ星を獲得しています。


❦ 畑

本拠地であるメニル・シュル・オジェを中心に、コート・デ・ブランに合わせて5.3haの畑を所有。
土壌は白亜の石灰質土壌でシャルドネを栽培しています。
栽培は除草剤などを最小限に抑えたリュット・レゾネ。ブドウは潜在アルコール度数が11%〜それ以上になるまで待ってから収穫が行われます。


❦ 醸造

手摘みで収穫後、伝統的なプレス機で圧搾。デブルバージュを行った後、ステンレスタンク、フレンチオークで発酵。マロラクティック発酵は行わず、キュヴェに応じて36ヶ月以上瓶熟を行います。