Lancelot-Pienne
ランスロ・ピエンヌ
❦ 詳細・歴史
ランスロ・ピエンヌはコート・デ・ブランのグラン・クリュ、クラマンに本拠地を構える家族経営のレコルタン・マニピュラン。
その歴史は今からおよそ120年前、当時マムの醸造責任者を務めていたジャン=バティスト・ランスロが自らのブドウを栽培したことに始まります。
その息子ジャンによって初めて自社詰めが行われると、その息子アルベールとシュイィに畑を持つピエンヌ家の娘ブリジットの婚姻により1967年今日のランスロ・ピエンヌが誕生します。
今日ワイナリーを率いるのはアヴィズ醸造学校で醸造学を修めた4代目ジル・ランスロ。
ステンレス・タンクを用い生み出されるシャンパーニュはコート・デ•ブランらしいミネラリティを有したアロマティックかつ若いうちから近づきやすいキャラクターで、コスト・パフォーマンスにも優れた作り手と多くの評価誌で絶賛されています。
❦ 畑
コート・デ・ブランのクラマン、アヴィズ、シュイィのほか、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのマンシー、ブルソー、モンテロンに合わせて8.4haを所有。ブドウの平均樹齢は40年で、栽培はリュット・レゾネ。
❦ 醸造
ブドウはゆっくりとプレスし、ステンレス・タンクとエナメル製のコンクリートタンクで発酵、澱とともに6〜8ヶ月熟成。すべてのワインはマロラクティック発酵を行い、最低30か月の瓶熟。