Salon
サロン
❦ 詳細・歴史
サロンは世界的な人気を誇る高級シャンパーニュメゾンですが、その歴史は20世紀前半ウジェーヌ・エメ・サロンによって始まりました。始めは自らと友人の消費用にシャンパーニュの生産を開始。ウジェーヌのシャンパーニュ造りに対するヴィジョンは明確で、ブレンドしないシャンパーニュという独創的な考えを持っていました。1921年、第一次世界大戦の惨劇が終わった頃に新しい顧客に対応する為にメゾンとして設立。サロンはグラン・クリュ、ル・メニル・シュル・オジェのシャルドネを用い、優れたヴィンテージのみ生産が行われました。サロンが飛躍的に知名度を挙げるきっかけとなったのは当時社交界の中心であったマキシム・ド・パリのハウスシャンパーニュとして使用されるようになってからで多くの愛好家を獲得します。
当主エメ・サロンは1943年に亡くなり、その後は甥がメゾンを継ぐ事になりましたが1988年ローラン・ペリエがサロンの株式の最大所有者となりました。
今日では姉妹メゾン、ドゥラモットのディディエ・デュポンによって運営が行われています。
❦ 畑
サロンが所有するメニル・シュル・オジェの1haの畑と同じくメニル・シュル・オジェにある19の区画のブドウを使用。
❦ 醸造
発酵、熟成ともにステンレスタンクを使用。最低でも10年の瓶熟を行った後に瓶詰め。