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Bourdaire Gallois

ブールデール・ガロワ

ブールデール・ガロワの写真1 ブールデール・ガロワの写真2 ブールデール・ガロワの写真3
URL http://bourdaire-gallois.fr
設立 1997年
本拠地 Pouillon(プイヨン)
当主 David Bourdaire(ダヴィド・ブールデール)
畑の総面積 5ha


❦ 詳細・歴史

ブールデール・ガロワはモンターニュ・ド・ランスのマッシフ・ド・サン・ティエリー、プイヨン村に本拠地を構える家族経営の小さなレコルタン・マニピュラン。
昔から栽培農家として活動していた家系ですがシャンパーニュ造りをスタートさせたのは1951年、現当主の祖父ロベール・マッソノが3人の栽培農家の仲間とともに協同組合を設立させてからの事です。
現当主ブールデール・ガロワは1997年にドメーヌを設立すると2002年にファースト・ヴィンテージをリリース。砂質土壌のテロワールを表現したフレッシュかつフルーティーなシャンパーニュを生産しています。
このマッシフ・ド・サン・ティエリーはヴァレ・ド・ラ・マルヌ同様ピノ・ムニエを主体としたシャンパーニュが多く造られていますが力強く、重さの残るヴァレ・ド・ラ・マルヌに対してこの地は砂質由来のフルーティーかつフレッシュなスタイルに仕上がります。
中でもブールデール・ガロワは所有する畑の85%をピノ・ムニエが占めている、シャンパーニュ全土を見渡しても非常に希有なピノ・ムニエに特化した生産者でピノ・ムニエの名手としてランスの三ツ星レストラン、アシェット・シャンプノワーズを筆頭に数々の星付きレストランにオン・リストされています。


❦ 畑

プイヨン村とその周辺の村、チル、ヴィレ・不ランク、エルモンヴィルといった砂質シルト土壌に5ha弱の畑を所有。ピノ・ムニエ85%、シャルドネ10%、ピノ・ノワール5%が栽培されています。栽培はビオロジックでAB認証取得済み。


❦ 醸造

とにかくブドウの質には拘っており、収穫の際のバットにはドライアイスを贅沢に用いて酸化を予防。醸造は区画ごと。特注のプレス機を用い、緩やかにプレス。重力システムを用いてステンレス・タンクまで移動させます。
ステンレス・タンク内、ポンプ内は二酸化炭素を充填しておくことで酸化を防ぎ、野生酵母で発酵。マロラクティック発酵は全てのキュヴェで行い、瓶詰め後スタンダード・キュヴェでも4年間と長い瓶熟期間を経てデコルジュ。
砂質土壌のテロワールを表現するためドザージュは全てのアイテムで行っていません。
一部のキュヴェでは樽発酵。AB認証は醸造にも関わってくるため全てのアイテムでSO2は20ml以下に設定されています。