Henriot
アンリオ
❦ 詳細・歴史
アンリオはモンターニュ・ド・ランスのランスに本拠地を構えるシャンパーニュを代表する著名メゾンの1つで、1808年アポリーヌ・アンリオ夫人によって設立されました。
こんにちのアンリオのスタイルとは異なり、当時はモンターニュ・ド・ランスのブジー村のピノ・ノワールを使用したシャンパーニュをヴーヴ・アンリオ・エネの名称で販売。その後エルネスト・アンリオを経て1880年に甥のポール・アンリオが後を継ぐとアンリオに転機が訪れます。ポール・アンリオがマリー・マルゲと結婚した事により持参金としてコート・デ・ブランの優れた区画を入手、エティエンヌ・アンリオの時代にはフィロキセラがシャンパーニュを襲う中、更にブドウ畑を拡大し100haを超す所有畑を手にします。
1962年後にシャルル・エドシック、ヴーヴ・クリコの社長も務める事になるジョセフ・アンリオが当主の座に着くとアンリオの名声を確固たるものにします。
一度はLVMH社へと売却されましたが再びアンリオ家の元へと戻り、今日はトマ・アンリオの指揮の下、LVMHへ売却された際に失った畑を再構築しながらコート・デ・ブランのシャルドネを主軸としたシャンパーニュ造りが行われています。
醸造責任者はIWCスパークリング・ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを2015、2016と2年連続して獲得したローラン・フレネ。
❦ 畑
27haの所有畑の他に長期契約を結んだ栽培農家からブドウを購入していますが、グラン・クリュ、プルミエ・クリュのブドウが多いのが特徴です。
❦ 醸造
Not Available...