L. Aubry et Fils
ルイ・オブリー・エ・フィス
URL |
|
設立 |
1790年 |
本拠地 |
Jouy-les-Reims(ジュイ・レ・ランス) |
当主 |
Pierre & Philippe Aubry(ピエール&フィリップ・オブリ) |
畑の総面積 |
16ha |
❦ 詳細・歴史
L.オブリはモンターニュ・ド・ランス、ジュイ・レ・ランスに本拠地を置く独創的な家族経営のレコルタン・マニピュラン。1790年に創設されたこの小さな家族経営のドメーヌは1986年よりピエールとフィリップの双子の兄弟によって運営されています。ピエールはモンペリエ農業科学高等教育国際センターで醸造学を、弟のフィリップは生物学を学んでいるように優れた知識を持ち、父と祖父から技術的な専門知識や経験を受け継いだ2人は革新的なアイディアを持ちながら伝統を重んじ、常に品質を追求し続けています。
L.オブリが独創的と言われる所以は殆ど見られなくなったシャンパーニュの古代品種アルバンヌ、プティ・メリエ、フロモントー(ピノ・グリ)、ピノ・ブランを栽培している事が大きいでしょう。オブリ家の古代品種の歴史は1986年に始まります。1986年、一族の創設200周年の特別なキュヴェを造る事を決めると彼らは18世紀に造られていたシャンパーニュの再現を試みます。しかしオブリ家は古代品種を所有しておらず絶滅しかけているこの品種をメモリアルに間に合わせる事は出来ませんでした。
始めはメモリアルの為だった筈の古代品種探しでしたが彼らの情熱は尽きず、その後無事に見つけ出し1993年にはアルバンヌとプティ・メニエが1994年にはフロモントーが収穫されました。
そして1995年初めて現在のフラグシップに当る古代品種を含む8種類の品種で造られたル・ノンブル・ドール“カンバニエ・ウェテレス・ウィテェス”をリリース。
L.オブリが独創的と言われている理由は先の通りですが、メイン品種を用いたスタンダード・クラスからロゼ・シャンパーニュまで完成度が高く、シャンパーニュの評論家リチャード・ジューリンやステファン・タンザーほか多くの評論家から高い評価を得ており、高い人気を誇っています。
❦ 畑
ジュイ・レ・ランスを中心にプルミエ・クリュに格付けされるパルニー・レ・ランス、ヴィル・ドマージュの他ヴィルニィ、クロム・ラ・モンターニュの60の小区画に17haを所有。
作付け比率はピノ・ムニエ45%、シャルドネ25%、ピノ・ノワール25%と大部分を占め、残りの5%を古代品種が栽培されています。
❦ 醸造
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