Michel Arnould & Fils
ミッシェル・アルノー・エ・フィス
❦ 詳細・歴史
ミシェル・アルノーはモンターニュ・ド・ランス、ヴェルズネイに本拠地を構える家族経営のメゾン。そのルーツは19世紀後半まで遡ります。
前身であるルフェーヴル家はブドウ栽培農家として活動、長らく著名メゾンへとブドウを売却していましたが1929年にブドウの価格が下落すると当時の当主アンリ・ルフェーヴルによって自社詰めへと変換。1930年代前半にファースト・ヴィンテージをリリースするとその息子アンドレの代にセラー設備に投資し生産量を増やします。
60年代始めアンリ・ルフェーヴルの孫フランソワーズとミシェル・アルノーの結婚により今日のメゾンが設立、さらに土地を拡大、セラー設備を整え成長を続けました。今日ではその息子パトリックとティエリーによって伝統が引き継がれています。
❦ 畑
ヴェルズネイに12haを所有。ピノ・ノワール80%、シャルドネ20%が栽培されており、平均樹齢は35年。HVE(環境重視型農業)の認証を取得し、テロワールを尊重した栽培が行われています。
❦ 醸造
手摘みで収穫したブドウは緩やかにプレス、キュヴェ(ファースト・プレス)以外はネゴスへと売却しています。
発酵はステンレスタンクを使用。一部のアイテムにはオーク樽を使用しています。