Yann Alexandre

ヤン・アレクサンドル

URL	http://www.champagne-alexandre.fr
設立	1850年
本拠地	Cormat（コルマ）
当主	Yann Alexandre（ヤン・アレクサンドル）
畑の総面積	6.5ha

❦ 詳細・歴史

ヤン・アレクサンドルはモンターニュ・ド・ランス北西、クルマに本拠地を構える家族経営のワイナリー。
3代目当主ヤン・アレクサンドルはボーヌ、アヴィーズなどで栽培、醸造を学んだ後シャンパーニュ地方の他、スイスやボルドーで研修を行い、実家のドメーヌに参入します。
所有面積は大きくなく、収穫したブドウの一部はネゴシアンへと売却している事から生産量も年産22000本程と限られている為、知名度はさほど高くありませんが、ヤン・アレクサンドルのシャンパーニュは表現力、果実味ともに豊かでモダンで、メイユール・ヴァンにもその名前が掲載される等今後ますます注目を集めていくであろう生産者です。

❦ 畑

9つの村に合わせて30区画、6.5haを所有、平均樹齢25年になるピノ・ノワール45%、シャルドネ35%、ピノ・ムニエ20%が栽培されています。
栽培においては2011年に制定されたまだ新しいフランス農水省公認のHVE認証レベル3を取得。HVE認証は3年間有効で生物多様性、水資源の管理、殺虫剤の制限、肥料の制限の4項目から判断され、ヤン・アレクサンドルは最も水準の高いレベル3に位置づけられています。
ブドウは最適な熟度を見極めて選果を伴いながら収穫されます。

❦ 醸造

セラー内では重力システムを使用。
ブドウは区画、品種ごとに醸造を行います。
ルミアージュは手作業。
瓶熟期間が非常に長く設定されており、スタンダード・キュヴェで5年、レゼルヴで7年、ミレジムで10年、更にデコルジュマンを施した後3ヶ月休ませてから出荷されます。