Mercier
メルシエ
❦ 詳細・歴史
メルシエはヴァレ・ド・ラ・マルヌのエペルネイに位置する1858年創設の老舗メゾンで創設者は若干20歳のウジューヌ・メルシエ。
ウジューヌは鉄道、映画、世界中の見本市を利用した大胆なコマーシャル・キャンペーンを行い自らのシャンパーニュを世に知らしめます。1870年には重さ20トン、高さ5m、20万本が貯蔵できる世界で最も巨大な樽を造った事で話題を集め、この樽は1889年万国博覧会のメイン・アトラクションの1つに挙げられました。
メルシエの評判はすぐにフランス国内だけでなく海外にも知れ渡り、独創性溢れるシャンパーニュは一流の仲間入りを果たしています。1987年よりメルシエ社はLVMH社の傘下に入っています。
メルシエは当時モエ・エ・シャンドンの隣に位置しておりいわばライバル関係にもありました。メルシエとモエに関わる話では”ドン・ペリニョン”が有名ですが、
一説によるとドン・ペリニョンという同名のキュヴェをメルシエが所有しており、オーヴィレ修道院を1794年に購入していたモエ・エ・シャンドンは
同キュヴェの名前をメルシエ社より買い取ったとの事です。
ただし購入したとされる時期は媒体によって異なるため真偽の程は不明です。
❦ 畑
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❦ 醸造
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