Domaine Pero Longo
ペロ・ロンゴ
❦ 詳細・歴史
ドメーヌ・ペロ・ロンゴはコルシカ島南部フィガリの北西、車で30分程のセラジアに構える家族経営のドメーヌで、1994年2代目ピエール・リシャルムが引き継ぐとともにドメーヌ元詰めを開始しました。
1996年にカーヴを新設、2004年には全ての醸造設備をリニューアルし、最新の設備を所有しています。
また2000年よりビオディナミ栽培を開始、2003年にデメター認証を獲得し、テロワールを尊重した可能な限り自然なワイン造りを行っており、今日ではベタンヌ&ドゥソーヴで1つ星を獲得。またルヴュ・ド・ヴァンが選んだ地中海の偉大なドメーヌTop100に選出されているこの地を代表する生産者です。
❦ 畑
畑は22ha。AOPヴァン・ド・コルス・サルテーヌに当る花崗岩質土壌の南西向きの畑にはコルシカの土着品種であるニエルッキオ、グルナッシュ、スキアカレロ、ヴェルメンティーノが栽培されています。
2000年より全ての畑がビオディナミによる栽培が行われ、2003年にデメター認証を取得。優れたワインを造り出す為にはなによりもブドウに拘らないと行けないとの哲学から収量は常に制限され、農薬、化学肥料などは一切使用されていません。
❦ 醸造
醸造に置いても人的介入を避けたワイン造りを心がけ、人工酵母、エンザイム、補助剤は一切使用されていません。赤ワインは低温浸漬を行った後に発酵。
一部の醸造には卵形のコンクリート・タンクを用い、通常縦で使用するタンクを横に寝かせて使用しています。これは通常卵が生まれたら横になるからこちらの方がより自然であるとの理由から横にしています。
これにより自然に対流が起き、バトナージュを行う必要がありません。