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Domaine André & Mireille Tissot

ドメーヌ・アンドレ・エ・ミレイユ・ティソ

ドメーヌ・アンドレ・エ・ミレイユ・ティソの写真1 ドメーヌ・アンドレ・エ・ミレイユ・ティソの写真2 ドメーヌ・アンドレ・エ・ミレイユ・ティソの写真3
URL http://www.stephane-tissot.com
設立 1962年
本拠地 Montigny-les-Arsures(モンティニー・レ・アルスール)
当主 Bénédicte et Stéphane Tissot(ベネディクト・エ・ステファン・ティソ)
畑の総面積 46ha
資料提供 松中屋


❦ 詳細・歴史

1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主である。その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求。
ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、オヴェルノワ氏が「ジュラを代表する造り手」と、ステファン氏を賞賛。
ぶどうの収穫は区画ごとに手摘みで行い、醸造も区画ごとに分けて行う。ほとんどのキュヴェがフィルターをかけず、亜硫酸は最低限の使用に抑えるなど、人工的に介入しない自然なワイン造りをする。


❦ 畑

畑の土壌はおおまかに2種類に分けられる。
1つは、粘土泥灰岩質の重い土壌で、粘土に含まれる湿気がサヴァニャン種のブドウに適度な酸を与えるのに適しており、もうひとつは小石を含んだ石灰岩質の土壌で、シャルドネ、ピノ・ノワールなどの栽培に適している。ブドウ品種はこれらの他に伝統的なトゥルソーやプールサールも栽培されている。それらの収穫から通常の赤、白ワイン、発泡性ワインの他にジュラ地方独特のヴァン・ジョーヌ、ヴァン・ド・パイユ、マクヴァンなども造られている。ステファン・ティソ氏は基本的にジュラ地方の伝統をふまえて、ビオディナミ農法でのブドウ栽培となるべく自然な醸造、熟成方法で現代的な味わいのワイン造りを行っており、この地方を代表するワイン生産家の一人として知られている。


❦ 醸造

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