Château d'Antugnac
シャトー・ダントニャック
❦ 詳細・歴史
シャトー・ダントニャックは、マコネでドメーヌ・デ・ドゥー・ロッシュを運営するジャン・リュック・テリエとクリスチャン・コロンヴレーによって1997年に設立。2人はマコネでワインを造る傍らブルゴーニュ以外のシャルドネとピノ・ノワールの可能性を探し、リムーのアントニャックにたどり着きました。
2000年にファースト・ヴィンテージをリリースするといきなりベタンヌ&ドゥソーヴ誌から賞賛を受けます。2003年のベタンヌ誌では“この若いドメーヌは優れたリムーのテロワールから偉大な白ワインを造ることが出来る事を証明した。シャルドネは明らかに優れており、重さを感じさせない。”と再び賞賛を浴び、今日ではラングドックを代表するシャルドネの名手として名を馳せています。
❦ 畑
標高300メートル、オート・ヴァレ・ド・ローヴに位置し、南向きの粘土石灰質土壌というブドウに理想的な環境の所に畑を所有。購入当初45haだったブドウ畑は現在95haまで拡大し、赤白同比率で生産されています。ブドウの平均寿齢は30年。収量は低く、ヴァン・ド・ペイで認められている収量の半分以下になることも珍しく有りません。
❦ 醸造
赤ワインは除梗。フレッシュさを残す為に早朝に収穫。発酵前低温浸漬を行い
区画、品種ごとに温度管理の出来るステンレス・タンクで発酵し、ヴィンテージ、キュヴェに応じてタンク、樽で熟成を行います。
白ワインはゆっくりプレスし、キュヴェに応じてタンク、樽で発酵。マロラクティック発酵を施します。熟成はそのままタンク、もしくは樽で澱の上で行い、瓶詰め。